【作業用動画】10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)2024 特別番組【1時間で12個】
中学生の時に、実家のマンションの屋上にこっそり忍び込んで、母親と弟と3人で寝転がって毛布をかけて見上げたしし座流星群が忘れられない。
その頃にはもう本に載ってる星の一生をひたすら指でなぞっては、白色矮星だの赤色巨星だのブラックホールだの言ってる程度には星に興味があったけど、ちゃんと星空を見たのもしし座を見つけたのも初めてだった気がする。
流れ星を見たのも初めてなら、火球も初めて。視認できる速度で移動する変な星を見たのも初めて。あれが人工衛星だと知るまで、そこから10年以上かかったわ。大晦日でもないのに1時過ぎまで起きてたのも初めてだったし、翌日の1時間目の授業から眠いのも初めてだったな。たしか数学だっけか。
あの夜に戻りたくて流星群の夜にはベランダから空を見上げるけど、ひとつふたつしか見つからなくてがっかりするばかり。
かと思えば、震災から数年後に訪れた気仙沼市では何でもない日の夜空にふたつみっつと星が流れて、流星群じゃなくても星は流れるんだと初めて実感したり。
オリオン座流星群の夜に星旅少年のボイスドラマを聞きながら寝転がっていたら、ちょうどいいタイミングでひとつだけ流れたりもしたっけな。
そんなこんなで流星群という言葉には敏感かもね。
期待も諦めも憧れも郷愁も全部いっしょくたに感じる、近くて遠い存在。
てなわけで最近の作業用動画はこれか『カシオピア係留所』の無限リピートにしてる。あれ?サムネ表示されないね…?
10月8日はりゅう座流星群だったけど、東京は雨だったので配信助かった。
ラジオっぽいし、星が流れたら教えてくれるので安心して聞き流せる。
あのしし座流星群が普通よりすごい「流星雨」だったというのは、この配信で初めて知ったなあ。そりゃ毎回がっかりするわけだと思ったし、これからはひとつでも見えたらラッキーと思えるようになったから良かった。
叶うならもう一度、流星雨を見たいけどなあ。