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【写真多め】「イマーシブ・フォート」にカメラ持ってったら、撮りがいヤバいし元気になれて楽しかった!けどめっちゃ疲れる!

ディズニーパレードの撮影ガチ勢の気持ちが分かってしまった。
しかもカメラやスマホを掲げている方へのファンサが強い気がする!
私がフッ軽大富豪だったらカメラ持ってちょいちょい来てしまいそう!

ここがヴィーナスフォートだった頃によく遊びに来ていた思い出もあるので、懐かしさと新しさが乗算されて凄くわくわくしちゃった。最高。

これはフォルテヴィータの街並みを一目見て「懐かしすぎるー!!!!!」と思わず叫んでしまった、2024年12月の思い出。

イマーシブ系のアトラクションは前々から気になっていたんだけど、ひとりでは参加しづらかったんだよね。今回は職場の友人を運良く誘うことに成功したので念願かなって遊びに来たよ!

公式サイトでチケットを買うとフォルテヴィータの住人から事前にお手紙が届くのが楽しい。「よう、ひさしぶり。」「どうしてっかな、と思って」なんて親しげな語り口で没入感をあげてくれるし、特定の色の装飾を身につけて来るようにも書かれてる。言われたとおりにしていくと手紙をくれた住人から声をかけてもらえるみたい。

イマーシブフォートに来たかったもうひとつ理由がヴィーナスフォートの施設をそのまま使っていることだったので、懐かしいストリートを歩けただけでもだいぶ満足。そのうえ自分たちは「久しぶりに故郷に帰ってきた」っていう設定なのがにくい。エモい。ただいまヴィーナスフォート!

この辺にお気に入りのお店があったなーとキョロキョロしていると、唐突に男性がなさけない悲鳴をあげながら眼の前に転がり出てきた。後を追って現れた恰幅の良いおかあちゃんに捕まって、道のど真ん中で「働け!」とかなんとか、シバかれっぱなしの残念な男性。そんなふたりをスマホを構えて撮影する数名のお客さん。

……なにもかもわからねえw

思わず友人と「すごいね…」「こういう感じなんだね…」とやや遠巻きにささやきあいながらその場を後にしてしまったけど、
この残念な男性が後の推しであることを成瀬はまだ知らない。


とりあえずスケジュールを眺めて「パーティ・フェスタ!」の開催場所へ。
賑やかで贅沢な歌と演奏、そしてダンス。そのうち手拍子だけではなくて振り付けも教わって、社交ダンスみたいに友人の手を取ってくるくる踊り始めちゃった。自分も参加できるのって楽しいね!

住人に話しかけたり話しかけられたりはハードル高く感じるけど、曲に合わせて一緒に踊ったりするのはわかりやすくて好きだなー

たぶん曲はミュージカルのヒットメドレーだと思う! 知ってたほうが楽しめるのは間違いないけど、知らなくっても全然盛り上がれるから問題なし!

私が唯一わかったのは『The Greatest Showman』の『This is me』。グレショめっちゃくちゃ好きなので嬉しかったなー!元気になるのわかるよね!

みなさん生き生きした表情をしているので、撮影もたのしーい!
フィナーレの紙吹雪のばらまき量がはんぱないのも楽しい!!

蘇るヴィーナスフォートの光景

あの噴水広場が、こんな風に変わったなんておもしろいなあ。


「パーティ・フェスタ!」が終わり、ぞろぞろ移動するお客さんについて行くと、どでかい発砲音とともに「スパイ・アクション!」が始まった。びっくりした。

「手を上げろ!」とかあるんで写真は撮ってないんだけど、観客がけっこうひっぱり出されて人質になったりしてる様子は見てても楽しかったなあ。
高低差のあるアクションも見栄えしてよかったー。


この頃になると楽しみ方もわかってきて、次はどんなイベントに出会えるんだろうとわくわく。

路地の方で声があがったので見に行くとオネエとおねえちゃんが人を集めてゲリライベントを計画中だったよ。

集まった全員で「イヤァーーーーーン♡」と叫びながら広場になだれ込み、ノリノリのダンスイベントが始まったよ!たぶんヘアスプレーの曲!

みんなで「You Can't Stop The Beat!」とコールするのは楽しかったな! 一体感っていいよね! 踊り子のビアンカも超絶美人さんでかわいい!


広場を離れる二人に着いていくと、路地裏のバーにたどり着いたよ。ここはオネエ改めフェルッチョのお店。

いやーフェルッチョのトークがうまいこと。集まってるお客さんを見事にまとめて盛り上げて、「タートル・トーク」みたいにというか、さすがバーテンダーというか、皆と楽しく話したりイケメンなお客さんに言い寄ってみたり、ファンの女性と「アンタよく来てるわね」なんて、くだけた会話をしたり。私も一瞬で気に入ったわ。フェルッチョかわいいな!

楽しいトークを聞きながらエア乾杯していると、フェルッチョが観客に混じって楽しく酒を飲んでる酔っぱらいを発見。

あ!おまえ!あのときの残念なヤツ!!

残念なヤツは宿屋をやってるフォンタナ夫妻の夫、エマニュエル。
見ての通り日中から楽しくやってる酒クズでした。ダメなコはかわいい。

推しの酒クズがちらついて好印象補正がガンガンかかっているのを感じる!

推しの酒クズ(かわいい)

そうこうしているうちに、さっき道の真ん中でシバき倒していた奥さん(アルマ)に見つかって、酔いざましに水をぶっかけられるエマニュエル…
あ、つまり、このひとはエマニュエル婦人いやなんでもな

くそうかわいいな!!!

その後、抵抗虚しくアルマさんに引きずられて退場するエマニュエル。
俺のファインダーはキミの魅力を写し撮るためにあることを確信したわ。


このままエマニュエルを追いかけたいけど、友人もいるので休憩タイム。

イマーシブフォートは見ているだけの映画とは違って、一緒に楽しむために踊ったり空気を読んだり叫んだりと前のめりに参加していく姿勢が必要で、そのためには、ポジティブな意味でけっこう気を遣って遊ぶ必要がある。初訪問ってのもあって、すっごく面白いんだけど疲労感も強いんだよね。

3階がひっそりしていると聞いたので、飲み物を買ってベンチに座る。確かに誰もいないけど、やたらと薄暗くて人の気配がしない。元店舗だった場所はすべてシャッターが降りて廃墟みたいだし、片隅には墓地や慰霊碑もある。このフロアにはジャック・ザ・リッパーとかがあるからなのかなあ。

でも、それだけが理由でもなさそうな予感

普通に商売してる感覚だったら、仮に有料アトラクションエリアが大部分を占めているとしても、3階にも明るい場所を作って休憩用のカフェなり用意すると思うんだよなあ。こんな空虚な使い方はしない気がする。

つまりこの空虚さや、薄暗さ、廃墟感もフォルテヴィータの姿を知るためには欠かせない要素なのかもと思ったり。2階のお祭り騒ぎとは真逆のありさまだけど――


なんてことを考えつつグッタリしていると、2回目の「パーティ・フェスタ!」の音楽が聞こえてきた。吹き抜けから鑑賞できるので、手すりによりかかってグッタリしつつ眺める。あいかわらず盛り上がってるけど、ここからだとショーを見ているだけになってしまうからつまんないかなあ。

お疲れ&距離があるせいで一歩引いた感覚になってしまい、「キャストさんは毎回全力で感情も使うからしんどそうだなあ」とか「あの紙吹雪、コストどんくらいかかるんだろ」「この街、毎日同じことを繰り返してるんだろうなあ。ループする世界…」とか、ろくでもないことばかり考えてしまったw

初回「パーティ・フェスタ!」のとき、あの量の紙吹雪が一瞬で掃除されてたのすごいなーと思っていたので、2回目はむしろお掃除する姿を見ている方が楽しかった。マキタが最強。


そのままぼけーっと眺めていると、おおっと、レストランが占拠されてる!
なんとなくレストランは聖域だろうと思っていたけど、あの場所も間違いなくフォルテヴィータなんだなあ。

かつてのすがた

昔は遠足の小学生がぞろぞろやってくる場所だったのに、今はマフィアがぞろぞろやってくるようになったんだねえ。

2階に戻って、歌手フィオーネ(めっちゃ歌うまい!)のリハーサルをコーラス隊として盛り上げた後は、サウスストリートのテラスでフィナーレまで休憩。

あ、たくさんのお客さんを引き連れたエマニュエルが目の前を横切った!
うわーついていきたいなーと思いつつ進行方向を見やると、たくさんのお客さんを引き連れたアルマさんがこちらに向かってきている!

このまま衝突したら武力抗争が起きるじゃん!
ちょ、あーほらいわんこっちゃない!

私もエマニュエルの応援に行かなきゃ… 体力が足りない!

ちょーっと動けないのでここから応援していよう。
あっ、がんばってエマニュエル、あっ ああっ ああ あー。


その後もなんやかんやとイベントに遭遇しつつ、ついにフィナーレのとき。
「スパイ・アクション!」でカッコよすぎるヒールぶりを魅せつけてくれた敵対マフィアのボス、ガルシアが現れたぞー!

ガルシアかっけぇー!!!!!

すこし前に友人はガルシアに 話しかけられて 脅されていたのがちょっとうらやましかったんだよね。なんか話しかけやすい雰囲気を持っていたのかなあ。も、もしや友人の方がかわいいからだろうか… もしそうならつらい… 私もニキネキみたいな顔面になりたい… ぐぬぬ…

成瀬さんがぐぬぬってる間に、お客さんがどんどんマフィアの人質に取られてゆく。わざとカップルを引き剥がして男性ばかり徴収していく悪質なセンスのいいチョイスw

傍若無人なガルシアを抑えるために現れたのは、地元マフィアのセルジオ!
そしてフォルテヴィータの住人たち!!

エマニュエルは運悪く広場の女神像を挟んで向こう側にいたので隠れがちだったけど、私のいた場所にはアルマさんが駆けつけてくれたよ。アルマさんも活気があってよく通る声で、好感度高かったんで嬉しい。しかも、実は最前列にいるのでファインダーに納まらないぐらい距離が近い。うふふ。

この距離でカメラ向けられても気にしない精神力よ

そして、大団円!!!!!

アルマさんがハイタッチしてくれた!!!!!
住人との初交流だったこともあって、ものすごくうれしーい!!!!!

フォンタナ夫妻推せる
アルマさんはこの「己の負けを認めたくなる顔つき」が最高なのよ
エマニュエルもかーわいいよぉー!
セルジオお兄ちゃん!次に訪れた時はもっと出番見つけるね!
ビアンカはもうね 一生かわいい

フィナーレ終了後。

帰ろうかというタイミングで、友人がセルジオから手紙が届いていることに気がついた。私が受け取った手紙とは内容が違うので、じゃあ私に手紙をくれたのは誰だったんだろうと気になって手紙を読みなおしてみた。


運命!?


酒クズ推しが確定した瞬間であった。


今回のお写真はここまで!

イマーシブフォート、ヴィータがフォルテで活気あふれる1日を過ごせて大満足だったよ。体力はごっそり奪われるけど、元気をもらえたなって心から思える場所ですんごくよかった。
行く先々で事件が起こったり、気になるキャラを追っかけたり、オープンワールド系RPGの主人公になったような気分でとっても楽しかったな。

もうすぐ現行のアトラクションが終わって新体制になっちゃうけど、どうせお高いんだから様子見で1dayパス(6,800円)を買うよりもプレミアム1dayパス(9800円~14,800円)買っちゃったほうが楽しめると思うし、もっと言うなら3月以降の新価格(7,800円~14,800円)の方がお得になるよ。

なので、訪問時期を迷ってる方には3月以降をおすすめ。
でも今のフォルテヴィータを楽しめるのは今だけだし、3月から本気出すための下見と割り切って1dayで自分なりの楽しみ方を研究したり、マッピングをしておくのもアリだと思う!

私も「晩餐会」が気になるから、コミュ障だけどまた遊びに行こうかな。
次はもうすこし計画的に楽しめそう! ソロ凸して撮影ガチるぞー!





まだなにか?
「フォルテヴィータの真相」の考察もしてるんじゃないかって?


あー うん。たぶん? 7割くらい?

手紙と、新聞と、ショースケジュール、それからきょう見聞きしたことを総合するとさ、ね。

真相は胸にしまっておいてと言われているけど、そもそも「口がない🤫」私にはとても語れない内容でニマニマしちゃう。本当に終了しちゃうならルビで全部バラしちゃうんだから!4月になったらまた見に来てね!

だけど疑問がまだ残っているし回収していないイベントも多いから、3月以降も続くなら周回してもっと深堀りしてみようと思う!


■追記

あ、「フォルテヴィータ事件簿」終わるんだ。

じゃあ劣化だね…

お客さんを呼び込む仕組み的に、おおかた続けるだろうと思っていたのになあ。新ウェブサイトに名前がなかったのも演目見直し中だったりするのかなと希望的観測を抱いていたけど、まあ、そういうことなら。

フォンタナ夫妻に会えて良かった。

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ナルセミィコ
既読がわりにスキしといて。