見出し画像

旅に出たい!出られない!ので昔の旅の話をしよう。2019summer UK🇬🇧ver.

2019年夏。

旅に出ようと決めた理由

教員採用試験に落ちました。受けたのは養護教諭(=保健室の先生)。募集人数5人のところに128人の応募があり、倍率は25.6倍でした。狭き門だな…。

グループ面接(9人)があったのですが、私以外は全員現職(=臨時採用ですでに県内の保健室での勤務経験あり)の方々。何年も受け続ける、一筋縄ではいかない試験なんだな〜と痛感しました。

結果が出る前から、うすうすダメだろうな…とは思っていたけど、人生初の挫折とも言える不合格通知には、少し落ち込みました。

あー来年からどうしようかな。どこで生きようかな。臨時採用は直前まで勤務先が分からないんだよな…。

お父さんお母さん、なかなか就職先の決まらない娘でごめんなさい…。

けど。嘆いても仕方ないので、切り替えることにしました。今しかできないことはなんだろう。私にしかできないことはなんだろう。私がやりたいことってなんだろう。

もさくもさく。

大学生のうちに、たくさん旅をする。

高校3年生の時の、漠然とした目標を思い出しました。旅に出たら、世界の見方が変わる。旅に出たら、私がもっている''ものさし''がいかに独りよがりか、肌で感じられる。

そうだ。旅に出よう。

(ひとまず)学生最後の夏休みとも言える2019年。社会人になったら長期休みもなかなかとれないし、遠くに行くなら今のうちだ!

画像1

旅先リストアップ

そう決めて、旅先候補のリストアップをはじめました。コスタリカ🇨🇷、アメリカ🇺🇸、ベトナム🇻🇳、スペイン🇪🇸、などなど候補を挙げるうちに、ふと思い出すことがありました。

今年の夏イギリス🇬🇧行こうと思ってるんだけど、よかったら一緒に行かない?2週間くらいいるから!


6月に、1年ぶりに再会した友人(以下、Yちゃんとする。)に誘ってもらったことを思い出す。その時は予定が読めないから…って返事を先延ばしにしていたけど、1人で向かう未踏の地イギリスで、Yちゃんと待ち合わせできるの最高じゃない?

再びYちゃんに連絡をとって、細かいスケジュールを確認。おお、行けるな。会えるな。

翌日には航空券をとっていました。もちろん格安航空香港乗り換え。さらに現地でのご飯代や宿泊費が十分に調達できなかった私は、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

画像2

テムズ川とタワーブリッジ


クラウドファンディング

今はもうサービスを中止してしまった、polca(ポルカ)というフレンドファンディングアプリ。おすすめしてもらってから、インストールはしていたけど、きちんと動かしたのは2019年になってからのことでした。

自分で「○○がしたい!」と企画を出して、その企画に賛同してくださる方が応援資金として出資をしてくださる、というアプリです。お返しの設定も企画者次第。

企画をする側は「自分のワクワクが形になったら嬉しい!」。支援する側は「面白そうだから、ちょっと投げ銭してみようかな」。そういうちょっとした勇気で、人と人とが繋がれる仕組みです。素敵。

誰でも企画を出せる反面、一つ一つが埋もれてしまうので、自分の企画が多くの人の目に触れるのは難しくて。支援額0で終わった企画もいくつもあります。

支援額が多い企画は、やはりピックアップされた企画。polcaのアプリを開いて、1番上に大きく表示されるのが、polcaの運営の方にピックアップされた企画たちです。

ここは多くの方の目に触れるので、その分支援数も支援額も多い。

どんな基準でピックアップされるのか、運営さんは一切公開していません。

イギリスに旅に出るにあたって、私が出したのはこちらの企画。

画像3

…ド直球だなあ(笑)

学生最後だから!旅に!イギリスに!行かせてください!お願いします!!!

なんともワガママな一女子大生の企画。なんとこれが、polcaにピックアップされたのです!嬉しすぎる。

ありがとうございますpolcaさん。

このご恩は…イギリスの旅を大満喫することでお返しします。

クラウドファンディング期間は1ヶ月。目標金額達成の有無にかかわらず、それまでの支援金額かすべて頂けます。途中で終了することもできます。

1ヶ月後…

画像4

2,358人の方に見ていただけたこの企画は、15名の方に支援頂き、トータル支援金額は12,500円となりましたm(_ _)m

ありがとうございます。これで現地でフィッシュアンドチップスが食べられるし、ロンドンからオックスフォードまで足を伸ばせる。


いざ出発

熊本から成田へ。成田から香港へ。香港からロンドンへ。長っ。なにが長いって、香港での待ち時間が9時間あったことかな…(笑)

到着日。気分的には(=日本時間では)24時だったけど、現地時間はまだ15時で。ロンドンの空港で荷物が出てくるのを待っていると、すでに1週間滞在中のYちゃんから、電話がかかってきました。

今晩シェイクスピアの''真夏の夜の夢''見に行くけど一緒に行く?
え、行く。

Yちゃんは私の分のチケットもとってくれました。

そのまま待ち合わせのオックスフォード、クライストチャーチのカレッジへ向かい、無事にYちゃんと待ち合わせ。

まさかオックスフォードで待ち合わせることになるなんて、ねえ、高2の私(=Yちゃんと知り合った当時の私)、思いもしなかったよね。

イギリスの魅力

イギリスの魅力は、モノガタリを旅することができること、かな。

シェイクスピアはもちろんのこと、ハリーポッター、シャーロックホームズ、ルイスキャロルもそうだ。誰もが認める名作が、イギリスでたくさん生み出されているのです。ロケ地もいっぱい。舞台もたくさん。

知れば知るほど、楽しくなる。

ここからは、言葉よりも写真をメインに。

画像5

クライストチャーチカレッジの食堂
ホグワーツの大宴会場のモデル地

画像6


画像7

はちみつ色の街 コッツウォルズ

画像8

画像9

画像10

画像11

天気も変わりやすく、半袖を着ていたかと思えばニットにカーディガンを羽織る、なんてこともザラにあった8月のイングランド。

ヨーロッパらしい町並みと、オックスフォード、ロンドン、コッツウォルズなど見ごたえのある観光地は、何日過ごしても足りないくらいの魅力でした。


もう一度行きたいな。


今度は誰とどこで、現地集合の旅をしようかな。

たのしみ。


いいなと思ったら応援しよう!