細胞検査士1次試験対策ノート 炎症

炎症の5兆候→発赤、発熱、腫脹、疼痛、機能障害


変質性炎症(実質性炎症)

〇炎症の起点となる組織障害

〇炎症の変性、壊死などの組織損傷が強く、炎症細胞がほとんどない

〇劇症型肝炎、アメーバ赤痢、糸球体腎炎など


滲出性炎症(浸出性炎症、血管性炎症)

〇液性滲出物と炎症細胞の滲出が多くみられる


漿液性炎症

〇液体成分主体の滲出物の炎症

〇急性期炎症初期の炎症性充血を伴う

〇水疱、腔水症


繊維素性炎症

〇多量のフィブリノゲンを含む

〇偽膜性炎、大葉性肺炎、絨毛癌


化膿性炎症

〇多量の好中球を含む

〇膿瘍、急性虫垂炎、蓄膿、蜂窩織炎


カルタ性炎症

〇粘膜の滲出性炎症

〇急性胃炎、気管支カタル、大腸カタル


出血性炎症

〇血管壁の損傷により出血がみられる

〇インフルエンザ肺炎(小児)、劇症型肝炎、日本脳炎


腐敗性炎症(壊疽性炎症、壊死性炎症)

〇壊死に陥った組織がさらに腐敗菌の感染を受ける。

〇肺壊疽、壊疽性子宮内膜炎、壊疽性筋膜炎

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