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それって本当に当たり前のこと?考え方を変えるだけでハッピーになれるはず

你好!
ルミです。

今回は、最近中国で暮らして思ったこと
気づいたことを文章にしていこうと思います。

当たり前を疑うだけで、新しい世界が見えてくる!

前にどこかの本で読んでから
私の中で気をつけていたはずのこちら。
でも実際、自分にはできていなかったなと改めて思ったので
ここで改めて考えてみました。

日本では、電車やエレベーターなど
降りる人が先、乗る人があと
譲り合いの精神(できていない人もいますが…)
って結構当たり前のことだと思います。

例に挙げると、私が新卒で勤めた会社では
エレベーターでは必ず、後輩が
「変わります」と言って、エレベーターのボタン操作をしなければいけない
というルールがありました。
(これを言って、会社がバレないことを願います笑)

私はすでに退職してしまいましたが
転職先の会社ではこの文化はありませんでしたし
(転職先の会社もビル全体はその会社のみでした)
ルールとしては少し珍しいのかなと思います。

ちなみに夫はまだその会社勤めなので
中国へ来て、夫の先輩や上司と出かける時は
最年少の夫と私が「変わります」の文化を続けています笑
(私はもう退職したのに…笑)

染み付いてしまえばどおってことない文化ですが、
これには一つ大きな落とし穴があるなと思いました。

「当たり前になってしまうと、感謝が欠落する」


転職先の会社で、社歴としては一番短いので
チームメンバーと一緒にエレベーターへ乗った時
私はほぼ必ずエレベーターのボタン押しを担当していました。
ある時チームメンバーに
「いつも◯◯さんがやってくれますよね。ありがとうございます」
と言われたんです。

私にとってはまだ自分の中に残ってしまっている
一種の文化というか習慣みたいなものなので
まさか感謝されるとは思ってもみず、びっくりしました。
それを言葉にしてもらえて嬉しかったこと、今でも覚えています。

時は経ち、中国へ来てすぐの時
エレベーターも電車も
「我先に」と降りていく人々を見て
気遣いもできないのか…と夫に笑いながら話したことがありました。

その自分の発した言葉で私は気がつきました。
それって自分の中の当たり前を他人に押し付けているだけなのでは?

転職先の会社で、私の習慣に対して
感謝の言葉をもらって嬉しかったこと。
でも当たり前と思ってしまうと
本来は感謝すべきことでも感謝を忘れてしまうということ。
これってなんだか寂しくないですか?

日本人は「おもいやり」という文化をもっています。
すごく素敵な文化だし
「おもてなし」の考えにも通じるところがあると思いますが
これって一種「人からよく思われなくては」
「人からどう思われているのか気になる」
という他人から見える自分像を気にしすぎているのではないかと思います。

そう考えた時に、それって本当に「おもいやり」なのでしょうか?
本来であれば「相手のためを思ってすること」が
「おもいやり」であるべきなのに…。
そしてその「おもいやり」に対しては
「おもいやり」を受けた人から、感謝の気持ちが自然とでてくる…
それこそが「おもいやり」なのではないかなと思いました。

今、新卒で勤めた会社へ戻ることができるのであれば
私はエレベーターでボタンを変わってくれる新人に
「ありがとう」と笑顔で伝えたいと思います。

気づいたら補充されているコピー機の用紙、
朝早く会社に行っても開いているブラインド、ついている電気。
自分宛に届いた荷物がしっかりとデスクまで届くこと。

これは全て当たり前と思っていても
新卒で入社した若手たちが、自分たちの時間をぬってやってくれていました。
本来であれば、全力で自分の仕事を覚えるべき時に
自分の時間を他人のためにつかってくれていました。

私自身が経験した若手時代、先輩から「ありがとう」と言われると
私たちがするのが当たり前と思っていた業務でも
嬉しかったのを覚えています。
(若手目線で言うと、そういう先輩のことは無条件で好きになります笑)

仕事だからといって、全てが当たり前ではない。
誰かが自分の時間を削ってやってくれている

だからこそ感謝の気持ちを忘れずにしたいなと思いました。
「ありがとう」と伝えるだけで
伝えた人も、伝えられた人もハッピーになれます。

そんな一言でハッピーになるならば
こんな魔法の言葉、使わない手はないと思います。

私の新卒、若手時代の話に遡ってしまいましたが
当たり前は、環境が変わると変わります。

だからこそ当たり前を当たり前と思わない。
嬉しいなと思ったら感謝の言葉を伝える。


中国では、日本の当たり前は通用しません。
そもそも当たり前ではないのです。

中国人がおもいやりがないとかそういうことではなく
私から見える中国人は
他人の目を気にすることなくのびのびと生活しているように感じます。

今こうしてnoteを書いているスタバでも
携帯から音を出しながら動画を見ている人
大きな声で電話をしている人
たくさんの人がいます。

日本では「ルールだから」
「おもいやりだから」
と言われてしまいそうなことでも
それはここでは通用しないのです。
そもそも当たり前なんてないのだから。

彼らは自分の時間を自分のためにのびのびと過ごします。
だからこそ、すごく自由そうに、楽しそうに見えます。

郷に入ったら郷に従え

私も彼らみたいにのびのびと過ごして
全てを当たり前と思わず、感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

このようにnoteには
深セン駐妻ライフを綴っていく予定ですので
ぜひご覧いただけると嬉しいです!

再见👋


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