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【レビュー】WO LONG-Fallen Dynasty-感想【ネタバレ有】

・トロコン済
・昇龍の道、ほかDLC等未了

トロコンしたので一つの区切りとして感想を書きます。

以前『Rise of the Ronin』をクリアした感想を書きましたが、あれ以降も狂ったようにローニンをプレイし続けていました。
暗夜踏破、極夜(徒党ありソロ、完全ソロ、徒党一人だけ同行でのソロ)
をクリアするなど、自分でも明らかに様子がおかしいことを実感。

ローニンの記事内でも「この調子で本物の死にゲーやったら泣くことになる」と述べましたが、慣れてきたので満を持して、(というか、このままだと本当にローニンに魂を吸われかねないと思って)一念発起、別の作品にも首を突っ込むことにしました。

死にゲーと言っても色々ありますが、ローニンと同じTeam NINJAの作品を選びました。

で、まずはキャラクリに1時間半

コエテクのキャラクリが一番やで

舞台は三国志の世界。
ちなみに、三国志の知識はうっすらしかないです。どの陣営に誰がいて、あとは有名なエピソードをいくつか知ってる…(桃園の誓いとか、荀彧に空箱届いた話とか)くらい。時系列は結構あやふやですね。

ただ、さすが天下のコエテク。こういうライト層から恐らく三国志ファンまでちゃんと楽しめる良い塩梅のストーリーだったと思います。確かに薄味ではあり、盛り上がりに欠けると言われると「そうかもね…」とは思いますが、キャラは立ってるし絵面はかっこいいし、ちょっと本腰入れて三国志の勉強したくなっちゃったもんね。

個人的には、目覆いの少年の正体に最後まで気付けなかったのが本当に、とにかく悔しい。『臥龍』というタイトルで察せられたのに!(劉備の下につく前の孔明は伏龍と呼ばれていた、ことは知ってました)
私の教養レベルの敗北です。なんなら三国志ちゃんと学ぼうと思った理由はここに詰まってます。

アクションはローニンによく似て「弾き(化勁)」によるスタミナ管理を主体としたチャンバラアクション。なんかSEKIROとか言われてますけど、私SEKIRO知らないんで…。

敵を倒すごとにステージ内でのレベル(士気)が上がってボスとのレベル差が縮み、各ステージにいくつか設置された「軍旗」と「標旗」を立てることで死んだときのペナルティとして削られる士気の下限が上がっていく、という仕組みなので、ビビらずちゃんと探索すればその分リターンとしてボス戦がやりやすくなる感じですね。
まぁ、敵陣を壊滅して自陣の旗立てまくったらそりゃ敵さん士気なくして当然か。うまい造りだ。
私はこういう要素モリモリ回収するタイプなので結構余裕持ってボスに挑めることが多かったです。

ここまでお膳立てしても、高難易度は高難易度。苦戦する敵もいたわけですが…不思議と嫌な気分にはならない。うまく調整されてるんでしょう。
特に呂布戦はすごかった。倒すまでに1時間くらいかかりましたが、その間ずっと楽しかった。勝てなくて嫌になるんじゃなくて、勝てなくて悔しい、でも次は勝てるでコレ…!という、根拠のない自信を沸かせて再挑戦に臨ませてくれる絶妙なバランス。化勁の音とエフェクトの気持ちよさも相まってずっと強敵と戦闘していたくなる感じです。魔法(仙術)がある分、装備のビルド?もローニンより幅があって楽しかった。

ちなみに半人外系ボスの見た目については腹立つくらい性癖を擽ってくるので、多分開発陣に私のツボを完璧におさえた敏腕デザイナーがいるんだと思います。

クソボス😠
神ボス☺
これさ、ズルですやん

一つ気になったのは、バケモンが跋扈するそういう世界観だから仕方ないにしても、さすがにフィールドが汚すぎること。せっかくカワイコちゃんを作ったのに、キレイなスクショ撮れるのがアジトしかない。フィールドだと武器出してカッコいい感じで撮るしかないですね。

カワイイ(憤慨)
ジャスト化勁の音が好きで二刀を使っていました


まとめ


何点か「もっと良くなったと思うんだけどなー」と思う部分はあれど、それはけして悪い点ではないので総合的に見ればめちゃくちゃ評価高いです!
なんとなくずーっと避けてきた死にゲーというジャンルですが、なかなか奥深い。完全に食わず嫌いでしたねー。

まだ2周目の高難易度には触れてないですが、怖いよりも楽しみのほうが大きいです。武器変えてやってみようかな。夏侯惇と夏侯淵が好きなので、お揃いにしてみるのもいいですね。

余談:BGMは、戦闘モーションと相まって張遼戦がめちゃくちゃ好きでした。

連続化勁気持ち良すぎる

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