ダーティーde洒落てる🥀🥀🥀『パルプ・フィクション』🥀🥀🥀
“この映画を観た事”は、憧れの物を手に入れた感覚と似てる。
タランティーノは面白い、と10代の頃からよく聞いていた。
ちょっとお洒落な喫茶店やバーなんかで、
ちょくちょく見かけていた、有名なこのポスターが印象的で。
なのに何故か、今まで全く気にはなるものの、観る気も機会もなかった。
そんな映画を、ようやく🥀
3つのエピソードを時系列バラバラに描くという手法も斬新、至るところにダーティーでクールな仕掛けや演出。
一筋縄ではいかない、という言葉がピッタリ。
🥀🥀🥀.....
古くなったものも、斬新さで新しく魅せる‼︎というのが、ファッションの流行みたいで、とにかくお洒落。
結局ファッションのトレンドは一周まわって戻ってくる。
だったら、トレンドなんて意識せず、マイスタイルを築くのか?→それも、とても粋。
トレンドを追い求めて、常にそのシーズンのVOGUEで魅せ続けるのか?→それも、とても夢がある。
この映画を例えるなら、前者。
だから、ダーティー🥀
→そして、それはセクシー🥀に繋がる。
古びた、汚れた、暗い、黒いetc…
陰で湿っていて、憂いのあるようなところに色気は宿ると思う。
悲しみとか、寂しさとか、ネガティブな感情は色気に繋がるきっかけなんだと思うと、悪いもんでもない。
(だけど、色気みたいな、ふわっとしたものじゃ何も救えないとも思ってる。矛盾🥀)
そして、
(ドロや沼から這い上がった上での、クリーンでヘルシーな色気は、若輩者にはまだまだ×の域なんだと近年痛感中🥀)
私は何故だか、この映画を観て、
イケてるおばあちゃん年齢(65〜80歳)から逆算しながら、タフにお洒落に生きていきたいと思った。その年齢を見据えたら、その間に待ち構えてる、長い長い中年期の過ごし方のヒントになる気がして。
思考も、嗜好品も、高級品もね。
いつか、、、
赤の力(口紅、マニキュア、薔薇、血etc)を借りずとも、色っぽく魅せれたなら。。と願って、日々精進して参る所存。
ま、そんな事言いながら、今日真っ赤なニットを着てた私でした。