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Capitanの由来

 頭の中で考えていることを書くときは"だ・である体"、何を紹介するときは"です・ます体"の方が書きやすいみたい。今回は、"です・ます体"の話です。

 Capitanの語源は、ポルトガル語の"Capitão"でいわゆるキャプテンだそうですが、これは関係ありません。実はCapitanの由来は大阪にあります。結論から言うと(決して論じられたわけではありませんが)、Capitanは大阪大学のとある軽音サークルのメンバーで結成していて、バンド名は大学近くの定食屋から借りてきています。

 その軽音サークルは部室がなく、大学構内の借りれる部屋で練習していました。アンプやドラムセットは、大学近くにサークルで倉庫を借りていて、毎日みんなで楽器を運んでセッティングして練習して、終わったらまたみんなで楽器を倉庫まで運んで...というような、今思えばめちゃくちゃなスタイルで活動していました。

 20時頃に片付けが終わったあと、下宿していて晩御飯がない人たち、解散するにはちょっと名残が惜しい人たちで、足しげく通ったのがサイゼリヤと定食屋の"甲必丹"でした。年代が古めの漫画がたくさん置いてあったり、サイコロ型のメニューの底面に裏メニュー(一回生スペシャル)があったり、サプライズで卵かけご飯にしてもらったり、ミックスジュースの量がめちゃくちゃ多かったり...と、いかにも(?)学生街の定食屋でした。食事どきから少し遅れた時間に大人数で駆け込むものだから、「今からごはん炊くから一時間ぐらいかかるけどいい?」みたいなやり取りも(今思えば迷惑だったかも...)。

 残念ながら、甲必丹は今は閉店しているのですが(サイゼリヤも…)、言葉の響きがちょうど良いのと、当時の雰囲気のままで長く活動できたら良いなあと思って勝手に襲名しました。決してキャプテン気取りでないことにご留意ください。

という話を、GPR大阪までに紹介すべきでした...反省。

 ちなみに当時のサークル活動の様子を、大学のころからなかや君と組んでいるバンド”バルーン”で歌った曲があるので、ぜひ聴いてみてください(二人とも初レコーディングの曲...!)。

206/バルーン