教えることより、教わることばかり
この春から、美容学校で非常勤講師として
教える仕事をしています。
そして今月から
短期コースの1クラス(少人数のクラス)も教える
機会をいただき、4回のコースのうち、すでに2回が終了しました。
美容学校には、社会人経験を経て学生となり、
学んでいる人もいます。
私が教える短期コースのクラスは、
社会人経験のある学生たちの集まりです。
これまで、美容業とは全く違う分野の仕事をしていだけれど、
"昔からから美容師に憧れていて"
"美容師免許をとりたくて"
理由は様々だけれど、仕事を辞めて、
学校に通い始めたという学生たちの
学ぼうとする力、吸収する力は素晴らしい。
エネルギー値が高く、前向きで明るく
チャレンジ精神に富んでいます。
"お客様として、サロンでシャンプーしてもらうことはあったけれど、シャンプーするのは初めて!"
"知らない用語もあります。初めて聴きました!"
"手順をなかなか覚えられないかも…"
そんな風に話しながらも、熱心に授業に参加しています。
何より、
"授業、楽しかったです!"
と笑顔で帰っていく姿をみると
"そうそう!美容の技術の習得は大変だけど
楽しいもの"
"純粋にうまくなりたい!という気持ちと
その先に、喜んでもらえる人がいるという期待とやワクワクで楽しい!"
と、美容の楽しさを再確認させて貰います。
学生達は、やらされている感はみじんもなく、
自分の選んだ道に誇りと責任を持って
授業を受けています。
その姿勢から、学ぶことの楽しさと
教える側の力量が問われる、と緊張感を
感じたりもします。
教える側にとって、この緊張感、感覚は、とても大切です。
何より、熱心に、自分の選んだ道を歩く姿は
美しく、逞しいと感じさせてもらい、
エネルギーを貰っています。
少しでも多くのことを、
彼女達の未来に役立つことを伝えられるように
頑張ろう。
Aya Horiguchi