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「NG」シーンから気づくこと

DX化。                   オンラインの普及で、サロンの教育でも動画教育が増えていますよね。    

これを見て、同じように練習してください!

という、いわゆるOK動画を使うことが多いと思いますが、                  あえて、NG動画を作成される方はどのくらい、 いるのでしょう??


あえて、下手にやる

先日、                   仕事の関係で、               カラー剤塗布の良い例、ダメな例、      の動画を撮ってみました。  

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やってみて感じたのですが…                              ダメな例(NG)を演習するのが意外と難しい。

姿勢を悪く、雑に、乱暴な感じ、       丁寧さがない感じ…

わざと下手な感じにやるって難しいのだなと。 

これは、自分が上手いということではなく、  若かりし頃に、先輩方から、         姿勢に気をつけること            きちんと鏡を見て!丁寧に!         と指導いただいたおかげで、         きちんとした動作を身につけてこられたのだなとしみじみ感謝の念が湧きました。

改めて、「NG」の自分の姿を見て、こんな美容師いやだなと、笑いが出てしまいましたが、   あえて「NG」を撮って、客観的にみることで、 気づかせてもらうことがあります。

姿勢よく仕事するのって大事

鏡を見ないで仕事をすると、自分どころか、  お客様のことも見えない。

無駄な動きになってしまう、理由は何だろうか?フォーメーションが悪いから?道具の使い方は どうだろう?など

いろいろ、考えます。

この、考えて仕事をする。          ということがとても大事だと、また気づかされるわけです。


格好よく仕事する理由

                      多くの美容師は、              サロンでお客様に不快な思いをさせることなく、カラーを塗布する練習をしています。     

カラーに限らず他の技術でもいえることですが、格好よく仕事をすることも教え込まれます。 

結果的にその格好良さは、          見栄え、姿勢の良さであり、         効率的に仕事をすることに繋がり、      美容師自身の身体の負担を軽減することでもあります。


キャリアある人ほど、自分の姿を撮ってみて欲しい

動作が当たり前に身につくと、考えなくてもできるようになります。             条件反射のような感じでしょうか。

でも、それはある程度キャリアを積んだ人、  できるようになった人です。

まだこれから、仕事を覚える段階の人とは差が あり、身体や道具の使い方、距離感、姿勢や  スピード、全部が違います。  


キャリアを積んだ人こそ、          あえてNGの理由を思い返したり、       なぜ私は今、こうやって仕事(作業)しているのか?見直し、言葉にしてみると、       後輩達へ、仕事を教えるときに、       伝えることの幅が広がるのではないかと感じます。

「あえて、NGシーンを撮るほど、暇じゃない。」

そんな声も聞こえてきそうですが(汗)    客観的に見ることで気づかせてもらえるので、 自分の仕事ぶりを撮影するのも        悪くないと思います。


Aya Horiguchi


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