意外と、どころか、全然知らないよ
知人のIさんが髪を切りにきてくれました。
「こんなファイルを作ったので読んでください♪」
と、カラーリングの待ち時間に
自作のヘアケアブックを読んでいただきました。
(最近、サロンワークをする時は
お客様にこれ、よかったら髪や頭皮のことをまとめているので、読んでみてください。と
お渡ししています。)
「意外と、髪の毛や頭皮のことを知らない方が
多いのでは?と感じたので、知っていただきたいと思って」
と伝えたところ
「意外とどころか、ほとんど知らないよ
知らないし、これまでにも聞く機会はほとんどなかった」
とのこと。
20年以上のお付き合いのあるIさん、
ここ2年ほど担当させてもらっています。
"髪の毛の基本がわかった上で、
薄毛や白髪などの知識、情報が載っているので
自分のこととして捉えやすい"
"これ、読んでいると
自分の普段のケアはあっているか?など
気になってくるから、質問したくなる。
質問するということは
自分が意識を持って聴いているので、傾聴力が
増すよね"
"理美容室は、髪の毛を整えに来ている場所で
あり、その施術をしてもらう時間に
髪、頭皮の話を聴けるのが一番よい
髪や頭皮のことを自分で熱心に調べることも、
知る機会もなかったから面白いし、
勉強になるね!"
"お客さんが理美容師さんに、髪や頭皮のことについて質問したくなるきっかけを作るツールとして、とても良いと思う"
とても詳しく、有り難い感想を聴かせていただきました。
(Iさんは、マーケティングに非常に詳しく
商品の販路拡大の仕事をされてきているので
知識が豊富な方なので、
お話ししていると、私の方が勉強させていただくことばかりです。)
美容師の自分にとって当たり前のこと
知っている知識でも、
他の人にとっては当たり前ではない
それらを自分の言葉で伝えていくことの重要性
ネット上で拾える情報だけでなく
リアルなコミュニケーションからの得られる情報に共感したり、納得してもらえるということを
気づかせてもらいました。
"こういう情報は、どんどん伝えていくといいよ"
そんな風にアドバイスや応援の声をいただき
お客様とのコミュニケーションのヒントをもらったように思います。
理美容室、理美容師からの
髪や頭皮についての情報発信を待っている方は
たくさんいる
もう知っているかもしれないし、
興味ないかもしれないから、という尻込みはせず
また、その話?というくらいに
髪や頭皮の話をするのって、大事
知人から気づかせて貰った、プロに求められる
大事なこと。
精進します
Aya Horiguchi