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日記 2024年1月7日(日)〜1月8日(祝)

1月7日(日)の日記

午前9時起床。完全なる二日酔いだ。水を大量摂取し、ぼんやりする。

年末ワンマンの動画をアップできるように編集。こういうのも大事なのだ。時間がある時にまとめてどんどんやらないと。

タバコが切れてコンビニへ。
散歩しようと駅の周辺をぐるりと回ると、愛甲石田で唯一の本屋・TSUTAYAが閉店していた。悲しい。いや、最後の砦「ブックスハヤカワ」があるか。Shaolinの新曲の『エロ本』(未発表)という曲を書くときにイメージしたのがこの小さな書店なのだ。まさかTSUTAYAのほうが先になくなってしまうとは。

部屋でギターを弾く。新曲にあらためて向き合う。じわじわ良いものにしてやるぞ。

1月8日(祝)の日記

午前11時起床。今日は成人の日、清々しく快晴。そして今日ははなちゃんを見送る日だ。

ピーチ(下の妹)の彼氏が車で迎えに来てくれて、母も含め四人で厚木アニマルパークへ。ここは先代のティガ、ライガー(ともにチワワ)もお世話になった。それにしてもよく晴れて気持ちがいい日だ。はなちゃんも気持ちよく旅立てるはず。

事務所で段取りの説明があり、お線香をあげてお別れの時間。妹も母もこれまで何度も泣いたけれど、最後にもうひと泣きしてきっぱりお別れの覚悟を決めた顔をしていた。
移動して火葬。あの小さい体に対してこんなに大きな装置で、となんとも言えない気持ち。ゴォォォという音がする中へ入っていく。みんな手を合わせていた。寂しさと、これで本当に楽になれるねという安堵が入り混じる。

収骨までしばし待ち時間。二時間ほど後、係の男性が呼びに来てくれる。骨の部位を説明してもらいながら、この細っこい骨で生きていたのかと改めて驚く。歯と爪をキーホルダーに入れて、家族の人数分連れて帰ることにする。

帰る時にはあたりは真っ暗になっていた。一日はなちゃんと過ごした。これからまだまだ生きているクウガも一緒だ。帰りに餃子の王将とくら寿司に寄ってしこたまテイクアウト。全員ではなちゃんに献杯してからもりもり食べた。悲しみがあるから生はより輝くということがよーくわかった。

焼かれる前には、離れたくないと思う。行ってほしくないとと思う。でも体が失くなることで、永遠に一緒になる。これ以上の別れが必要なくなるからだ。ティガとライガーの隣に、これからははなちゃんもずっと一緒にいるんだな。

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