見出し画像

今年最後の大仕事日記 2023年12月30日(土)

午前4時半就寝、午前11時起床。

本当の「いよいよだ」だ。

セットリストを見ながらイメージトレーニングして部屋で軽くギターを弾く。弦を張り替えてシャワーを浴びて、身支度を整えて忘れ物がないか確認して出発。大一番に一人で向かっていくこの時このロマン、武者震いするような緊張と自分自身への期待感。あとはみんなが無事に会場に来てくれるのを祈るだけだ。

リハーサルの一時間前に下北沢に到着。
カラオケ店で声出し、勝負の曲を練習して本番へのイメージん膨らませる。午後5時45分、会場入り。本チャンリハーサル。今日替えたばかりの1弦がリハ中に切れた。驚きつつ、力みを抜きつつ、これがリハ中でよかったと思う。

午後6時半、開場。予約してくれた全員が開演までに来てくれる。嬉しい。ここまで来たら無心になって流れのままに力を出し切るだけと覚悟が決まる。Tom Petty「Let Me Up」が流れる中、照明が落ちる。さあ、始めるんだ。

ワンマンライブのステージ中

2時間30分、アンコール含めて24曲。
1曲目の「my dear」からアンコールラストの「太陽のような人」まで、文字通り完全燃焼で歌い切った。

手拍子・コールアンドレスポンス・シンガロング!駆けつけてくれた全員、一人一人が最強だった。こんなに力強い後押しはなかった。強烈な追い風の中で、ただ舵をとっていればどこか遠くまで行けそうだった。でもこのワンマンライブには目的地があった。そこに到達するために思いっ切りエンジンを蒸して、全身全霊で歌った。

これまで以上に喋ったし(告白と言ってもいいかもしれない)今までにないほど熱かった。アンコールを終えて、ああこれで今年がすべて終わったんだと思った。初めて一人でステージに立ってからの15年間で、間違いなく今夜のライブがベストだった。自信を持ってそう言える。

全てを同時に叶えることは難しい。
今夜僕は心を開いてありのまま、最後まで歌い切った。みんなの最高の笑顔をありありと思い出せる。15年の答えを噛み締める。

来年はさらに新たな答えを見つけるだろう。
「もう一つ」を望んでいくだろう。
どん欲になれ。
令和五年最後の思い出を胸に、
もっともっとどん欲に音楽をしていこう。

足を運んでくれたあなたに
下北沢ビッグマウスに
会えてよかった。
ありがとうございました!

-set list-

my dear
Bright
YOU
面影
あふれだす
September
僕はシャッターを切るところ
宇宙
チェイン
掌に宇宙
firefly in the dark
春の嵐
人間です
柘榴
Dear sunlight
Yokan
炭酸インマイヘッド
endeavor
Daisy
見えなくなるまで
グレイトアンノウン

(encore)
Dreamer
ワンダフル
太陽のような人

(extra)
パーティは終わらない
Not too late
ソナチネ


#ライブ #ワンマンライブ #シンガーソングライター #アコギ弾き語り #下北沢

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?