母乳育児を軌道に乗せるには「運」が大きい


私は2人目も母乳育児をやっていきたいと思っている。
なぜかというと、1人目の育児を振り返って母乳育児が楽しかったから。
夫以外言ってないけど、4年弱ぐらい母乳あげていました。
(いつのまにか子供が欲しがらなくなり自然と卒乳していた。)

もちろん、母乳だけでなくミルクも頼りました。ミルクは神。
疲れてまとまって寝たいとき、母乳量が足りていないときはミルクは本当に本当に、助かった。
ミルクだと腹持ちがよいので3時間ぐらい寝てくれる。母乳だと新生児の頃は授乳は1時間おきのことも度々ある。

それでも何故か母乳にこだわってたのは、デメリットよりメリットの方が上回っていたのと、なんとなく「本能」もあったのかなと思う。メリットはわかってたけど、泣いたら「お乳吸わせなくちゃ!」って勝手に身体が動いていた。母乳のメリットと言えば、栄養価が高く身体が丈夫になりやすい、ホルモンの影響で産後回復が早まる など。

母乳は赤ちゃんに飲んでもらうことでつくられるため、母乳量を安定させるために、1日8回以上赤ちゃんが欲しがるだけ頻回授乳が必要。
特に、新生児期が頑張りどころ。母乳のデメリットといえば、夜もまとまって眠れない(母乳は夜にたくさん作られる)など、ママの身体の負担が大きいことがあげられる。

妊娠中はどうしても出産のことに目がいきがちだけど、母乳育児をやってみたい人は、産後の授乳についての知識が不可欠。
産院で、熱心に母乳育児について教えてくれるところもあれば、母乳が出なかったらミルクをどんどん足す産院もある。
母乳が出なかったらミルクを足す産院では、どうしても母乳育児を軌道に乗せるのが難しくなる。(ミルクを足す前に正しい授乳方法ができているかなどアセスメントが必要)

母乳育児を軌道に乗せて正しい授乳方法を取得するためには、産院しだい。担当してくれる助産師さんにかかっているのが、かなり大きい。
ママ自身が少しでも授乳の知識を出産前から少しでも知っていて、母乳育児をしたいと思っているなら、バースプランの用紙(どんなお産にしたいか助産師に伝える用紙)に、「母乳育児をしたいので(完全母乳を目指しているので)、しっかり教えてほしい」と書いておくことがいいのではと思う。

今回の出産は、前回1人目の出産した病院でないため、母乳育児に積極的かどうか不明。助産師外来で「母乳育児したいので教えてほしい」と伝えた。

母乳にこだわりがないと、完全ミルクになりやすいんじゃないかなと思う。(完全ミルクが悪いわけではなく、母乳をあげたいのに、母乳量が足りないから、しかたなくミルクになってしまうという可能性があるということ。ママがミルク育児を望んでいる場合はそれでいいと思う。)
帝王切開の場合だと、当日はベッド上安静で動けないため、助産師さんの協力がないと、授乳が遅れる可能性がある。1人目の産院では、生まれて数分で授乳させてくれた。帝王切開なのにすごい。(今回の病院では無理そうなことが分かった)

1人目は妊娠中のトラブルでたまたま緊急搬送された病院が母乳育児推奨病院だったので、母乳育児が軌道に乗った気がする。今思えば本当に「運が良かった」なと思う。今回はどうかな。楽しく母乳育児ができたらいいな。


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