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清潔は「命を守る」ことである。

看護学校でまず一番に習う看護技術は「環境整備」です。
看護師になっていろんな医療の勉強をするけど、まず最初に習う、基礎中の基礎がこの「環境整備」です。

学生の時の授業で先生に「環境整備は看護の基本。環境整備ができない人は、いくら知識があって手技が上手くても、良い看護師とはいえません。」と教えられました。

環境整備とは、

入院している患者の身の回りの環境を安全かつ清潔に整えること

ではどのように、患者の身の回りの環境を安全に整えていくのかと言うと、

新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に整えること

フローレンス・ナイチンゲール【看護覚え書】

という風にナイチンゲールの看護覚え書(看護の基本が書かれた本)に記されています。

換気をせず、匂いがこもっている空気で気分がげんなりしたり、日光を浴びないとセロトニンが分泌されなくて、鬱っぽくなったり。
暖かくないと風邪ひくし、清潔ではないと病気になる。
騒音がすると眠れない。ストレスで頭がおかしくなる、、、、、

これは入院生活をしている患者さんだけではなくて、日々暮らしている私たちの生活にもいえることだと思います。

ただ、清潔にするのは良いけどあまり神経質になりすぎて菌を排除しすぎると、常在菌(人の身体にすでにもっていて、免疫も高めてくれる菌)まで壊してしまいかねないのは、やりすぎだけども。。

清掃とかについて思いを巡らせていたら、ナイチンゲールが頭の中に浮かんだので今回書いてみました。

ではまた明日★



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