冬がはじまるよ

前の更新から2ヶ月半以上経ってしまった〜。
生活でも仕事でも色々あって更新が衰えていたという言い訳もできるけど、単純に怠惰なことが大きい。

かなり前から好きなアカウント。
秋を通り越して冬じゃないかっていうのはもうみんな言ってる事だけど、自分は東北の民なので急激に寒くなっている現象をかなり身に染みて体感している側の人間だ。

昨日電子レンジが壊れた。
スーパーで買ったお惣菜のジャージャー麺を温めているとき急に動作が止まった。
そこから完全にうんともすんとも言わなくなってしまった。合掌。
ジャージャー麺で思い出したけど、去年の暮れに友達と盛岡旅行に行った際、地元では有名らしい古民家を改装らしいジャージャー麺屋に入った時の話。
名物のジャージャー麺の他に、「ちーたん」という謎のサイドメニューがあった。
これは後々知ったことだけど、ちーたんは蕎麦でいう「そば湯」みたいなもので、ジャージャー麺を食べ終わった際の残った具などを溶かして味わえるような鶏由来のスープらしい。
当時はメニューになんの説明もなくて、「ちーたん」なる謎メニューが共通認識として知れ渡っている感じがなんとなく面白いし、それでいて怖かった。
こういう気付きって旅してみないとわからないもんだよな。今後接する機会はそうそう無いけど当時の衝撃を思い返すことがたまにある。

段々と寒くなってきた今の時期にピッタリかと思い、槇原敬之の『冬がはじまるよ』を最近聴いている。
出だしの歌詞がかなりインパクトが強くて印象に残る。
「8月の君の誕生日 半袖のシャツをプレンゼントしたのは今年の冬もそれからもずっと僕らが一緒過ごせる為のおまじない」
冬の歌なのに夏の話をして、それをうまく2人の愛に結びつけてるのすごすぎるな。
サビの「すごく嬉しそうにビールを飲む横顔がいいね」もかなり好きだ。
スピッツの『君が思い出になる前に』の歌詞にも「君の耳と鼻の形が愛おしい」というのが出てくるけど、その人を横から見てるっていうのは大体恋人の暗喩で、それくらい近い存在っていうのを聴き手に感じ取らせてくるのがエモいと思う。

 今年の夏はめちゃあつの異常気象だったので、冬も近年稀に見る厳冬かもしれない。頑張って生き抜こう。自分はこの長い冬が終わるまでに何かを見つけて生きることを目標とする。最近は何も興味を持てずに呆けているばかりの時間を過ごしているので。
何かを信じて生きていこう。この冬が終わるまで。

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