8月30日の日記 マシュマロを貰ったのでありがたく語らせていただきましたわよ!
・こんなマシュマロもらっちゃった~~~~!! うれしい!! ありがとうございます! ありがたく日記に使わせていただきます🥺
・初めて冨樫義博先生の作品に触れたのは、同年代の子供たちとほぼ同じであろう「アニメ 幽☆遊☆白書」でした。
・ただ、リアルタイムで追っていたというわけではなく、当時メジャーだったテレビアニメの再放送で繰り返し視聴しておりました。アニメ放送が92年~95年だった(wikipediaより)ので、93年生まれとしてはまあ妥当な感じです。
・未就学児の頃ですから、きっかけというきっかけはなく、親が「アニメやってるから見せとこう」と思ってテレビを付けていたのだと思います。母は同世代よりもだいぶ漫画が好きな人なので。
・幼すぎてストーリーは理解していなかったと思います。ずっとぼたんがヒロインだと思ってたくらい何も理解してなかった。
・当時は蔵馬と飛影が好き(特に蔵馬)でした。が、これはたぶん、幽助と桑原の名前と服装がアニメアニメしておらず覚えられなかったからです。幼心に「アニメにはこういう女の人みたいなキャラがいるものだ」と理解していて、そしてぼんやり「賢い系がいる」とも把握していた。そういうポジションにいたのがたまたま蔵馬だった、というわけです。
・飛影も「身長が低い」「速い」というだけで覚えていたのだと思います。性格とかはあんまり分かってなかった。
・私の成長に合わせて、「こういう漫画がある」と両親のどちらかが買ってきてくれたのがHUNTER×HUNTERでした。ONE PIECEやNARUTOもアニメ放送の度にテレビ画面釘付けで観ていたので、「ジャンプだからちょうどいいだろう」みたいな感じだったのだと思います。小学生の頃でした。
・すっかりオタク気質を開花させていた私でしたが、ヨークシン編のストーリーは全く分かりませんでした。難しかった。
・オタクだった私がしたのは、コミックスの表紙が丸まるほど繰り返し読むことでした。分かるまで。アラバスタ編も難しすぎて100回くらい読んだ。
・当時好きだったのはキルア。賢いから。
・で、中学高校と行動範囲が広がり、インターネットにあるwikipediaを読み漁り、「レベルE」という作品があることも知りました。大学生でアルバイトを始めてコミックスを手に入れ、「すごすぎる~~~」と唸りました。すごかった。レベルEで好きなのはバカ王子です。賢いから。
・冨樫義博作品に限らずとにかく「賢い」キャラが好きな女だったため、蔵馬・キルア・バカ王子がとてもハマった。かっこいい~~。(パタリロも好きでした。徹頭徹尾知性に憧れていた子供だった)
・色々あるなかでも好きなエピソードは、マクバク族サキ王女・ムコ探し編です。
・冨樫先生作品といえば中性的なキャラが(当時の作品と比較して)よく出ることで有名ですよね。
・「本当は男だ!」「本当は女なんだ!」という、"本当論"。2023年の今と違い、性別は綺麗に分別できると固く信じられていた時代。私はそれに対して、うまく考えをまとめることができませんでした。
・そんなとき、「地球人が勝手に区分してるだけ」とバカ王子が馬鹿にするでもなく気持ち悪がるでもなく、淡々と語っていたのがとても印象的でした。
・かっこいい~。
・超地球人的な価値観で、非倫理的な解決方法を導く。頭が良くて、既存の価値観に従わず、ただ事実を知った上で平気でそれらを飛び越えていく。
・すごい~~~~。
・今ではすっかり「幽白で好きなキャラは幽助!」ですし、どちらかというと勉強できないキャラが好きです。改めて見つめ直した昔の好みの強烈さ。露骨。露骨すぎる。
・冨樫義博作品の「既存の価値観なんて絶対的なものじゃないよ」というような語り口や世界観がとっても好きでした。それは私の価値観とも合致していて、それでいてなかなか賛同者を見つけられないものでした。
・そういう「逸れもの」的な共感を経て、今では「真っ直ぐに生きられるキャラの力強さ」みたいなものが魅力的だなあと思います。これからの人生でまた見方が変わるときも来るでしょう。
・とても楽しみです。
・何十年後も冨樫義博作品を読む気満々。だってめっちゃくちゃ面白いじゃん。全然読むよ。その頃にはまた「好きなキャラは桑原です!」になってるかも。
・名作って何十年も読めるから最高~~~~。
・マシュマロありがとうございました! いっぱい語れてすごい楽しかったです! こんなんでいいのか!? また下さい! 何でもやります!(いつも書くことなくて困ってるので)