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12月3日の日記 年末特有ではないぼー

・最近新しい湯沸かし器が我が家に来た。注ぎ口が細い管になっているコーヒーを淹れるためのやつ。

・以前のティファールが壊れたわけではないらしい。じゃあなんで買ったんだ。気になる。

・理由がなくても新調するって感覚があんまりないな。支障のない限りずっと同じものを使いたい感じがある。他の人は案外そういうことを気にしないのかな。

・この前母親が炊飯器を捨てて土鍋を買ったことをずっと「謎」として抱えている。同時に、何を聞かされても私は納得できないだろうなとも思っている。正直に言って「炊飯器を捨てる」という行いを全く理解できる気がしないからだ。炊飯器を使えばお米も炊けるし、煮物も作れるし、その気になったらケーキも作れる。老人に向かっている母親が今更土鍋に移行していくメリットは、合理的に考えればないように思う。

・そういうことにやいのやいの言うのはやめようと思っているけど、かといって気にしないでいると破裂しそうになるので思い付いたら胃から取り出して眺めている。


・ドラマ大奥19話を観た。滂沱。

・ドラマ大奥、カップリングドラマなんだな……。

・観行院の心無さには毎回意表を突かれる。悪い意味で。こんなにも和宮に慕われておきながら全く絆されず息子のことだけを思っている。描かれない以上なぜ観行院がそこまで息子に肩入れするのかは分からず、ただただ親子が可哀想でならない。でもこういう人っているよね、という生々しさがある。自分にとって大事なものしか心に置かない人。理の通じない人。フリでも「愛してる」って言えない人。

・そんな人を改心させるわけではないのが大奥のすごいところだ。きちんと悲しませてから前を向かせられるところが読者に勇気を与えるのだと思う。

・大奥で一番好きな女、家茂。みんなの王子様。そこに全く嫌味がないキャラクターであることに感服する。そしてそんな明るく優しく美しい人がいなくなった後のことも……。長生きしてくれよ~!!えーん!!!


・今日は体調が悪くない。よかった。結局血行が悪かったみたい。

・だから本当ならどこかに出かけることもできたんだけど、全くやる気にならなかった。一度体調不良に陥ると、回復してからもしばらく「大丈夫か?」「本当に大丈夫か?」と生活に躊躇が生じる。そうなると何にもしたくなくなる。せっかく元気になったのに。

・ただ、何でも「元を取ろう」と考えるのもあんまりな気がするな。人生の通算で利益を上げようとする発想ってさもしいし。今が幸せで損もしてないんだったらそれでいいんじゃないだろうか。


・新しい職場に就職してから沢山の注射をされている。私が病気になると職場全体の不利益になるので、色々な面から「健康でいなさい!!」と叱咤を受ける。私は一人で自分の健康を守れないので、正直助かるな~と思ってる。

・短期間でこんな数の注射を受けたことはない。新型コロナのワクチンでは漏れなく副反応が出たから結構恐る恐る受けたんだけど、発熱しないのだ。しないんだ。ちょっとびっくりしている。副反応が出るのが当たり前だと思っていた。


・「そういえば月が変わったんだった」と思ってカレンダーをめくった。祝日がなかった。知らなかった。天皇誕生日がなくなって「え!?今日休みじゃないんですか!?」と慌てる会社員、という画も令和になってすぐの頃はよく見たけど、今では思い出話よりも遠い風景になった。

・来年何か企画を立てようかな……と思っている。参加してくれる人の目途は全然ない。一人でやる予定。こういうことをして外枠を埋めないと何にもできないんだな~と2023年で分かった。

・一番やりたいのは朗読会。前に友達とやって結構楽しかったから。大学のゼミみたいに一冊の本を予め読んできて討論するってのもいいし、全然予習せずにその場でお話を読む会もいい。問題はこういうことに来てくれる人脈が私に全くないことだ。しまったな。友達作りを真面目にしなければいけなかったのかも。

・人との交流に飢えている。全くお金にならないことだけを考えていたい。

・来年は小説も書きたい。これの計画も立てなくては。

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