
話題の「ザ・ノンフィクション」回を見た感想※ネタバレ
反響が凄かった「ザ・ノンフィクション」回をTverで観た。がっぽり建設というコンビ(休止状態)のピン芸人小堀さん(57歳)が再度登場する。元ワハハ本舗所属だったがネタ見せをずる休みしまくってクビになり、今は金持ちとのギャラのみが収入源らしいが、なぜ金持ちは金を払ってまでクズ芸人と飲みたいのだろうか?優越感に浸りたいんだろうか?自分にはよくわからない考えである。まあどうでもいいが。それで今回は婚活してお金持ちの女性と結婚しようと目論む内容だったが、案の定うまくいかず途中で会費が払えなくなり弟子や相方に借金を申し込み、何を思ったか、みんなが働いてる姿を見て突然ラーメン屋を開きたいと言い出して相方に100万貸してほしいと伝えると「無理だって、なめてるもん」などと言われ断られるが負けずに粘って説得し、渋々相方にお金を貸してもらえることになったが、「その代わり絶対ラーメン屋やってよ」と念を押され口約束するが、修行一日目に寝坊してクビになる。それでなぜか、すべてがうまくいかない世の中が嫌になったから出家したいみたいと言い出し、また相方のもとへ坊さんを紹介して欲しいんだと頼みに行くと、「ラーメン屋は?」と聞かれ、ダメになったから出家したい、「謙信だって信玄だって出家してるんだよ だから俺も」となぜか歴史上の偉人の名前を出して説得を試みるも「ふざけんじゃねえ てめえマジなめんな! 謙信でも信玄でもねえだろ!おまえ小堀だろ!ふざけんな!」とブチ切れられ追い出されると、衝動的に床屋に入り坊主にして相方のとこに戻り、本気度をアピールすると相方もその姿を見て笑ってしまい、坊さんを紹介してもらえることになる。そして修行に入ると、やはり2日目の昼には逃げ出してしまって番組は終わった。見終えて面白かったが、振り回される相方は気の毒である。僕が特に印象に残ったのは、歴史上の人物と自分を同列に話してるシーンで、そういえば僕の知り合いでもギャンブルと風俗で借金を作ったクリエイター気取ってた奴がいて、そいつも自身の作品がただ面白くなくて分かりづらいだけなのに、「僕の作品はゴッホと同じなんですよ。世間には理解されないんです」みたいなことを酔っぱらって真面目な顔で語っていたのでびっくりした事を思い出して、やっぱりクズは似てるんだなぁと妙に納得したのだった。