Three master keys
https://www.youtube.com/live/bYRj2dWjMXE?si=19C_aDeyYUDd4Lqx
先日はカリフォルニア大学バークレー全学の2024年卒業式について書きました。今回は学部別卒業式でハース経営大学院の基調講演です。
ハースの価値観は
Question the Status Quo 常識を疑う
Confidence Without Attitude 自惚れない
Students Always 学ぶことをやめない
Beyond Yourself よりよい世界のために
です。
(ちなみに、ハースではこれらの価値観一つ一つについて、一番その価値観を具現化している学生を、学生の相互投票で選んでいます。ボクはConfidence Without Attitudeに選ばれたことがあります。今までもらった賞の中で一番うれしかったです。)
スピーカーのモニカスティーブンスはハースMBAで今はヘッドハンターのスペンサースチュアートの偉い人だそうです。
成長に必要な3つのマスターキー
不快を好奇心に変え、好奇心を成長に変える
1 言いにくいことでも必要なことは言う
2 好奇心を刺激し、応援してくれる友人
3 学ぶことをやめない
あなた達には家族と友人たちとハースがついている
そして私もあなた達の味方です
とても素晴らしく、勇気づけられるスピーチです。
モニカのスピーチは39分くらいからです。
GO BEARS!!
(文字起こし)
この一度の機会を得て、今やMBAプログラムを卒業した423人（正確な人数は423人だと思います）のハース校の卒業生とつながることができました。皆さん、やり遂げましたね。バークレー・ハース校の2024年クラスの皆さん、 sanity（正気）を疑うほどの問題集、 patience（忍耐力）を試されるグループプロジェクト、そして小さな国を支えるほどのコーヒーを消費したことでしょう。
立ち上がってお辞儀をしてください。どうぞ、お願いします。
親御さんや愛する人たち、そしてサポーターの皆さん、あなたたちのことも忘れていません。もしよろしければ、立ち上がってお辞儀をしてください。今日はあなたたちのおかげでここまで来ることができました。これこそが、 attitude（態度）に裏打ちされた自信です。私もかつてあなたたちが座っている場所に座っていたことを覚えています。バークレー・ハース校は私にとって転機となる場所でした。ここで私のキャリアが変わり、コミュニティに大きな影響を与えるようになりました。私はオークランド出身で、ファイナンス経由でここに来ました。誰が知っていたでしょうか、国内でも、いや、もしかしたら世界でも最高の不動産ファイナンスプログラムが私が育った場所のすぐそばにあったことを。私のここでの時間は壮大で、恐ろしいものでした。金融会計、オーマイゴッド。でも決して単調ではありませんでした。
ディーン・ハリソンと前任のディーン、ティニー・フロストのおかげで、私はバークレー・ハース校に奉仕する特権を得ました。卒業後もティニーと連絡を取り続けてください。
私の旅の中で、3つの秘密、3つのマスターキーを発見しました。いくつかは新しい機会の扉を開け、他のものは新しい視点を提供し、少しのものは刺激的で恐ろしいかもしれませんが、記憶に残る道へと導きます。
私の鍵を共有したいと思います。あなたが何を専門とするかに関係なく、どこへ行くかに関係なく、これらはマスターキーとして機能し、 discomfort（不快感）を curiosity（好奇心）に、好奇心を成長に変えるのに役立つと思います。
これはまるで錬金術のようですが、鉛を金に変える代わりに、 awkward（ぎこちない）で痛みを伴う経験を機会に変えることができます。
最初のマスターキーは awkward conversations（ぎこちない会話）です。
私たちは commencement（始まり）の意味を聞きました。モニカ、前向きにいきましょう。私は1996年にコートニーと卒業しました。私はウェルズ・ファーゴで会議に出席していました。私はしばしばそうであったように、部屋の中で唯一の黒人でした。私たちは可能性のある候補者について話し合っていました。その中にはハース出身の人もいました。
その時、シニアの女性リーダーが人種差別的なコメントをしました。それはまるで昨日のことのように覚えています。
彼女はこう言いました。黒人男性は分析能力が弱い、そして考えてみると、黒人女性もそうだ、と。
そうです、私はその部屋にいました。彼女はそれを権威と確信を持って言い、その後私の方を見て、ああ、でもモニカ、あなたは例外です、と言いました。
ほとんどのことは私を泣かせませんが、特に海軍兵学校で数年過ごした後はそうです。私は tough（タフ）だと思っていました。その週末、夫のポールは覚えていますが、私は『バチェラー』でバラをもらえなかったコンテスタントのように ugly cry（醜いほど泣き）しました。
私は2つの選択肢がありました。
それをなかったことにして不快感を避ける。それは私にとっても、彼女にとっても簡単でしょう。
私は自分の内なるビヨンセ、テイラー・スウィフト、アレサ・フランクリンを引き出して、月曜日に彼女と対決することができました。
正直に言うと、不快な会話に取り組むこと。私は後者を選びました。最悪の事態を考えました。どうなったと思いますか？私たちは何とか進展しました。私は彼女に、彼女の言葉がどのように有害なステレオタイプを強化し、黒人女性のような私たちを部屋から締め出しているかを説明しました。私は、声を上げることで影響を与え、話し合うことで未解決のままにすることができると気づきました。私たちは共通の基盤を見つけ、私は成長しました。ですから、私の言葉を繰り返してください。
不快な会話。
私の敵ではありません。それらは私の秘密の武器です。それは素晴らしいことだと思いますし、皆さんも心に留めていただければと思います。今日の世界では、不快な会話をするのは難しいと知っています。特に、人種、政治、性別、宗教、アイデンティティ、または世界で最高のビジネススクールについての会話は特にそうです。Go Bears。それは必須のスキルです。そして、ハース校の皆さん、あなたたちはそのスキルを持っています。ハースはこれらのスキルがコアカリキュラムで教えられている唯一のプログラムです。だから、あなたたちはすでにゲームの先を行っています。あなたたちをとても誇りに思います。
恥ずかしいことを受け入れ、自分を超えていけば、そこで魔法が起こると約束します。第二のマスターキーは、私が「好奇心のパートナー」と呼ぶものです。好奇心のパートナーは、あなたを挑戦し、新しいアイデアを探求するよう招きます。
彼らはあなたの脳と偏見を予期しない方向に導く個人的なトレーナーのようなものです。
彼らは「大人になること」にも役立ちます。私はこの地球上で100年生きているが、まだ練習中です。
好奇心のパートナーは、メンターや同盟者のようにあなたを応援するだけでなく、常に微笑み、首をかしげてこう言います。「それはなぜ？」「なぜ？」、「どうして？」。誰があなたの好奇心のパートナーになるかは分かりません。上司、バリスタ、隣に座っているハース校の学生、教授かもしれません。好奇心のパートナーと話したり聞いたりすることで、誰かの人生を変えるかもしれません。
リッチ・ライオンズ次期学長は私の好奇心のパートナーです。昨夜彼に言ったので、彼だけが知っています。「あなたについて話すつもりです、大丈夫ですか？」。これが録音されています。私がウェルズ・ファーゴに行ったとき、ハース校にリクルートしに行きました。来なくなった理由は、ハースが多様性を失ったからです。カリフォルニアが法律を通過させたことに腹を立てました。ディーン・ライオンズに会ったとき、彼は「モニカ、なぜキャンパスに来なくなったの？」と言いました。バム、リッチ、それはハースが豊かではなくなったからです。再びコンソーシアムに参加して、それから話しましょう。態度のない自信。
彼が私の提案を真剣に受け取るとは思っていませんでした。しかし、ディーン・ライオンズやディーン・アン・ハリソンのような人が意見を求めるとき、彼らは本当に好奇心を持っています。彼らはあなたを対等に扱い、善意を仮定し、行動を起こします。数ヶ月後、彼が忘れたと思っていました。電話が来ました。「モニカ、コンソーシアムに再加入しました。キャンパスに戻る時です」と。私は戻りました。自分とは異なる考え方や世界観を持つ人々と一緒にいると、現状を疑問視し、突破口が生まれます。
第三の、最後のキー、忍耐強く聞いていただきありがとう、は「学びを止めないこと」です。宿題や試験が終わった人は手を挙げてください？こんにちは。
勉強や夜遅くまでの詰め込み勉強から休憩を取ることはできます。しかし、学びを止めることは決してありません。簡単に言えば、常に学生であること。
最後の話を聞いてください。バークレー・ハースを出たばかりで、ウェルズ・ファーゴにいた時のことです。それは驚きではありません。そして、ある日、ボスが感謝祭の直前に100ページの目論見書を手渡してきました。
それは逆さまのジャージャー語で書かれていて、実際には1000ページありました。100ページだと思っていました。
それは混乱させ、隠すために書かれていました。私はパニックに陥り、教授のナンシー・ウォレスに電話しました。
彼女は私に不動産ファイナンスを教えてくれました。MBA280です。彼女は「感謝祭の後の日曜日に私のオフィスで会いましょう」と言いました。
目論見書を持参し、彼女はそれをすぐにスキャンし、全体を説明し、翌日にオフィスに入って「これらの証券に投資すべきではない」と発表する自信を与えてくれました。驚いたことに、ボスも同意しました。
彼もその文書に困惑していました。私の直感は正しかったが、ナンシーと話さなければ、自信を持てなかったでしょう。バークレーを離れた後も、私はここに戻ってきて学び、成長し、恐れを処理し、自信を持って歩んでいましたが、態度ではありません。
学びを止めないこと。しかし、同時に「アンラーニング」することも必要です。
アンラーニングの能力は、学ぶことと同じくらい重要です。それは、マリー・コンドがあなたの脳を整理するようなものです。
彼女は今では時代遅れですが、それでも。
それは、もはや役に立たない古い考えを手放すことを意味します。私の場合、「私は十分に賢くない」「私はそれを理解できない」といった考えです。新しいアイデアに場所を作ることを試みたいのです。アンラーニングは心の弱い人には向いていません。それは、あなたが世界や自分自身についてすべてを知っているわけではないと認めることです。それは、あなたが命をかけていた考えを手放すことを意味します。それは、部分的に自分を失っているように感じることさえあります。でも信じてください、それは価値があります。
手放すことで、あなたを推進するものにスペースを作ります。
学びを止めないでください。繰り返してください、常に学生であること。ですから、結論として、私の望みは、不快な会話に飛び込み、好奇心のパートナーを珍しい宝石のように集め、学びを止めず、もちろんアンラーニングも行うことです。これが好奇心を成長に変え、あなたの可能性を引き出すのに役立ちます。特に、未開の水域を航行しているときには。
私は海軍にいました。
船を港に導くとき、加速するか、減速するか、そのまま進むかを決めることがよくあります。
時には選択がなされ、波に乗るしかないこともあります。行きたい場所が好きでない時や行き先が分からない時でも。どの船や水域にいようと、あなたはハースの艦隊の一部です。帆を上げるとき、あなたにはサポーターの大群が後ろや隣にいることを知ってください。
あなたは一人ではありません。あなたには三つのマスターキーがあります。家族、友人、ハース校、そして私がいます。どこに行こうと、ハース校にはいつでも帰港する場所があります。航海を続け、ハースで大騒ぎしてください。2024年のクラス、おめでとうございます。
前進し、成長し、そして常に、Go Bears!