ローコードツールの紹介プレゼンやってみたので振り返り
プレゼントを選んでいる時間(相手の事を考えている時間)も楽しいよね。
プレゼンはプレゼント。
相手が喜んでくれるものを選び、相手が持ち帰り職場で配るサイズがいい。 By澤円さん
刺さりますね。今回チャレンジしたプレゼンはまさにこれを意識しました。
他にも意識したことはたくさんありますので、今回のnoteは意識した点のおさらいと反省を共有したいと思います。
プレゼントする相手を想定する
いわゆるペルソナを決めるというもの。参加者全員が邪魔にならない程度の結婚式の引き出物のような無難なものを渡す気はさらさらなかった。なので今回のプレゼンがいまいちだったという意見も一定割合いる事は考慮済み。
今回プレゼント相手として考えたペルソナは、
「今業務に困っていて、何とかそれを改善したいと思っており、その解決手段が無くて困っている人」
普段から、私の時間を割いてお手伝いしたいと考えている相手は基本的にこういう人なので、まぁいつも通りと言えばそうなんですけどね。
成功の定義
プレゼンの失敗とは・・・「伝えたいことが伝わらない事である」
つまり成功とは、「伝えたい事を伝える事」冒頭の話も含めると、「ちゃんと相手がプレゼントを喜んで持ち帰ってもらい、その人の職場の人にこんな良いもの貰ったよ!って話してくれる事」
これを、プレゼンの成功と定義しました。
※これは2019年のMicrosoftIgniteでBI王子こと清水優吾さんがプレゼンが苦手な人向けのプレゼンの心得を教えてくれました。
作り込まない様に意識
今回はストーリーが重要でした。MECEを意識しちゃうと枝葉の説明までしなくては行けなくて、メインストーリーの最中にサブストーリーが始まっちゃうと今何を聞いているのか分からなくなってしまうので、とにかくメインストーリ以外は切り落とした。しかし、切り落とした事は説明した。今は説明しないけど、その情報はあなたの手の届くところにあるというメッセージを込めた。
あと、足りない所はQ&Aで補足すればいい。あえてQ&Aで質問しやすいように誘導しておけばいい。これも澤円さんの受け売りですが、Q&Aも含めて1つのコンテンツであるというのは、参考にさせてもらった。
ダイバーシティ配慮
正直もっと洗練させることはできたと思うが、最低限ダイバーシティには気を付けた。
伝えたい相手が配慮が必要な相手かもしれないし、
色・フォント・明度・彩度については以下に
・色弱の方への配慮
>配色の組み合わせによって色の区別ができないものがある
・HSPの方への配慮
>フォントをユニバーサルフォントに
>明度・彩度を下げた文字に
「読みやすい文字」と「読みにくい文字」(美しい文字とは違います)があるのは知ってますよね。あれ、HSPの方だと「読める文字」と「めっちゃ頑張らないと読めない文字」くらいの差があるのね。実際私がその特徴があり、液晶画面で見る明朝体とか苦労するんですよ。紙に印刷するとコントラストが下がって読みやすくなるんです。プレゼンでもバックの配色にほんの少しベージュとかにすると読みやすくなったりするらしいです。
事前の資料配布を拒否
実は事前に資料を確認したいというお願いがありましたが、断固拒否しました。事前に数字を読み込んで、会議で意思決定をするような時は事前に資料を共有するのは必須ですが、今回はプレゼン。ストーリーを聞かせたいのにネタバレなんてとんでもない。
発表の準備(機材)
とにかく、ありとあらゆる機材トラブルを想定して、バックアップ・セカンドプランを準備しました。
まず、PCは2台用意し、Teamsの録画だけでなく、ビデオキャプチャ、ボイスレコーダーを用意、ファイルもローカルに置いたりし、通信トラブルも想定して、後でアーカイブ流すことを事前にアナウンスしておいた。
発表の準備(特設サイトの作成)
実はこれがすごく時間がかかっていた。ローコードツールの紹介をすれば、アーリーアダプターさんがすぐにでも触りたいと思うはず。その熱を絶対に逃さないように、すでに触れるものを準備しておく必要があると思った。プレゼンの成功はここにかかっているとも思ったので、プレゼンの日時をサイト完成に合わせた。
発表の心構え
とにかく楽しそうにしゃべろうと思ってました。Microsoftの有名なエバンジェリストで”ちょまど”さんという方がいるのですが、彼女は本当に楽しそうに説明するんです。きっと「そのサービスを使うと彼女のように楽しい気持ちになるんだろうなぁ」と思わせてくれる魅力があります。私も、このローコードツールを使うと仕事がこんなに楽しくなりますよ!というのを伝えたかったのですが、出来てただろうか・・
ワクワクを伝えたい
楽しさだけでなく、ワクワクも伝えたかった。
2019年のMicrosoftIgniteで"よしだたいき"さんがPowerAppsで即興アプリ開発デモをやっていて、それをみてすごくワクワクした。これだ!!と思って会社に帰って調べたら、会社で使えない(親会社の縛り)事が分かり、すごく落ち込んだ。だけど即興でアプリを作るというあのワクワク感を是非伝えたかった。
即興デモンストレーションをやってみたけどうまくいってよかった。
反省
練習が足りなかった。この点は反省です。
プレゼンの行方は?
プレゼンしたその日の帰りに他部署の執務室に立ち寄ったのですが、そこでプレゼンを聞いてくださっていたマネージャーが部下に対して「今日紹介されたローコードツールってすごく簡単にアプリが作れるんだぜ!」って得意げに話していたので、とりあえず少なくとも刺さった人はいるという事で成功という事にします。
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