メンタリストDaiGo「FBIが実践している会話テクニック」要約
☝どんな人が会話上手だと思われるのか?
「この人と話していると楽しい」と相手が判断する一番の要素としてあげられたのは、「聞き上手」であること。
☞トーク力は関係ない
「話し上手=会話が楽しくなる」は成り立たない。
トーク力は人間関係を良好にするための条件ではないのである。
その理由は、人がコミュニケーションにおいて一番楽しいと感じるのは、自分の話をしている時だからである。
☞会話上手になる一番の秘訣は「聞くこと」
話を聞くことによって、相手の脳に「快感」に近い感覚を与えることができる。
☝人が自分の話をしている間の脳の状態
バージニア大学の研究において、
「人が自分の話をしている間の脳の状態」は、他に何をしている時の感覚と似ているのかを調べた実験がある。
その結果、
・美味しい料理を食べている時
・お金を手に入れた時
この二つの脳の状態と似ているということが判明した。
さらに、もう一つの実験で、聞き上手の人と話をしている時に、
1. 話すのを中断してお金をもらう
2. お金を貰わずに話し続ける
この二択を迫ると、大半の人が2を選んだという実験結果も出ている。
それほど、人間の脳は自分の話をしている時が快感なのである。
☝FBIが交渉で実際に使っているテクニック
FBIのネゴシエーターも実際に交渉で使っているテクニックがある。
それは「傾聴」すること。
傾聴とは、ただ話を聞くだけではなく、相手の話に耳を傾け、相手から話を引き出すことを言う。
人は自分の話をするのが好きだが、ずっと話をし続けることはできない。
そのために、相手から話を引き出してあげるのだ。
☝傾聴力の4つのポイント
1. 話をさえぎらない、反論しない、評論しない
2. 適度に相槌を打つ
3. 相手の話の要点をまとめて、「それって~ということですか?」と、確認する
4. 簡単に返せるような質問を適度に挟む
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?