「アウトプット大全」まとめ
本書の結論
「インプットだけしていても、アウトプットしなければ何も変わらない」
アウトプットの基本
1. アウトプットとは?
「インプット=聞く,見る」
「アウトプット=書く,話す」
2. インプット:アウトプット=3:7 が理想
インプットしただけでは、一時的に海馬という記憶の貯蔵庫に短期記憶として送られるが、そのまま放置していると、必要のない情報として頭から抜けてしまう。
海馬にある情報を繰り返し引き出してあげることによって、その情報が重要なものだと認識され、側頭葉に長期記憶として蓄積されるようになる。
3. アウトプットの回数は、2週間に3回以上が最低限必要
インプットした情報を海馬に重要なものとして認識させるためには、最低限2週間に3回以上はアウトプットしてあげることが必要。
4. アウトプットすることによって、他者からフィードバックを受けることができる
他者に発信することによって、その物事に対しての感想や意見を得ることができる。それが新たな視点や発想につながり、その物事に対する理解が深まる。さらに、記憶の引き出しの数も増やすことができる。
アウトプットのトレーニング方法
●脳内に入ってきた情報はすぐさま記録する
メモ帳や電子媒体でもよいので、覚えたいことは記録することが重要。
人間は重要だと思った内容でも、時間とともにすぐに忘却してしまうもの。
その例として、学びになった本の内容でも、「要約して話して」と言われると、意外と抜け落ちている情報が多いことに気づくはず。
そうならないためにも、自分の記憶力を過信せずに、とにかく目で見える形に残すことが重要。
さらに、アウトプットすることで、記憶にも定着しやすくなる。
●世間に発信する
・人に話す
スピーディーに、他者からのフィードバックを受けることができる上に、記憶も定着しやすくなる。
・SNSで発信する
より多数の人からのフィードバックを受けることができる。
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