箕輪厚介「1億プレイヤーになれた理由」
☞箕輪の収入の内訳
・個人事務所からの収入
個人事務所を立ち上げ、そこに入った利益から自分に役員報酬として給料を支払うことで、所得税から法人税に転換させることができる。
節税対策のために個人事務所からの収入という形にしている。
年収は1億3千万円。
・収入の内訳
月収平均:1000万円
オンラインサロン ⇒ 1/3(約400万円)
企業向け講演会 ⇒ 1回ごとに約100万円
テレビ出演 ⇒ 1本5~10万円
☞何をきっかけに給料が上がった?
・オンラインサロン
月額5000円のオンラインサロンを始めたところ、一気に登録者が50人になり、月25万円が入ってくるようになった。
さらに、コンサルティング業を始め、色々な企業からオファーが届き、1時間5~10万円でコンサルティングをするようになった。
・編集者としてブランドは持っていた
なぜ、オンラインサロンに人が集まったかというと、編集者としての仕事を通じて、ある程度のブランディングができていたから。
堀江氏の「多動力」をプロデュースした時も、積極的にプロモーション活動も行っていたため、本来は堀江氏のファンだった読者が、箕輪厚介という存在にも興味を持つようになった。
堀江氏も積極的にSNSで宣伝してくれたこともあって、箕輪という名がどんどん知れ渡っていった。
☞マネタイズとプロモーション
・コンテンツと同様にマネタイズやプロモーションも娯楽
今の時代はコンテンツと同様にプロモーションやマネタイズ自体にも娯楽としての価値が高まっている。
今は、コンテンツ自体を作っている時よりも、どうプロモーションしていくかを考えている方が楽しいという。
☞人動かす秘訣(コミュニケーション)
・相手を当事者にさせること
編集者として、「こういう書籍を作ってほしい」と筆者に指示しても、どこか受動的な姿勢になってしまう。
重要なのは、本人に当事者意識を持たせ、前のめりな姿勢にすること。
なので、こちらの意見を押し付けるのではなく、クライアント側に決定権を持たせることが重要。
向こうから積極的に自分に働きかけてくれるように誘導する。
「自分はこう思うけど、皆がやる気がないなら、やる意味がない」
と、その場を収めることで、一人ひとりに当事者意識が生まれるという。
☞生き残るための価値を持つ
・まずは、一つの分野で突き抜けること
「市場価値は、スキルとスキルの掛け算の軸でできる」
このように、自分の専門分野は2つ以上は持っていた方がいいことは確かである。
なぜなら、もし一つの柱がなくなったとしても、もう一つの柱で食べていくことができるからである。
しかし、柱が二つあったとしても一つでも掛ける柱が0であれば意味がない。
まずは、柱を大きくすることが重要。
・本気で1年間仕事をすれば、その分野で突き抜けられる
誰でも1年程度、死ぬ気で仕事をすれば、その分野で突き抜けることができる。
それは、「1年中、目の前の仕事に追われていた」ということではない。
自分でハンドルを握りながら、考えて動く姿勢が必要。
・自分で努力すべきことを見極めてやりきる
考えつくされた戦略と適宜、状況に合わせて戦略を修正していく柔軟さが必要とされる。
努力すべきことを見極めるのに時間を使いすぎてはいけないし、考えなしに努力しても意味がない。
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