1:スピードスター
歌手:白石蔵ノ介くん(細谷佳正)
作詞:谷藤律子
作曲:K.K
編曲:K.K
白石くんという、大阪の四天宝寺中学校の男テニ部長が、部員の忍足謙也のことを歌った曲です。
謙也くんは「なにわのスピードスター」と言われるくらいなんか色々と速いらしいです。そんな彼のことを「いろいろ思うところはあるんやで。でもな、ほんまごっつせっかちやけど、それがおまえやな!すき!」みたいな歌です。歌になっても、白石くんの関西弁はあんまりガチっぽくないというか、関東生まれぽくて感じで東の民としてはたまらなく良いです。
メロディもキャッチ―でいいんですけれども、私がこの歌が好き!な理由は、歌詞ですっごく気に入ってる詩的なフレーズがあるんです!
その髪ブリーチとちごうて 風にこすれた色あせとちゃうか
よくないですか!?この表現!!謙也くんは枯れ色っていうの?明るめの茶色に脱色してるんですけそ、その部分と謙也くんの速さ(スピードスター)を絡めたフレーズです。風にこすれて…色あせって…天才かよ…いや天才っていうよりも…経験の上に乗って掴み取った閃きみたいな…やばいすき。
この曲は全体的に「そない急いでどうすんねん」「そないとこまで速いんか」「そんなはやいんだったら○○やろ」みたいな感じの内容を謙也くんの特徴やその他の事象に絡めて展開していて、全部なるほどって感じで素敵なんですけど、このフレーズは本当にすごい。こんなのさらっと思いつけない!詩的!
風の音で 俺らの言うこと聞こえてへんやろ
行ってしまえ 音速の先お前は speed star
それから、このサビのフレーズも好きなんですけど、これはお上品な感じですよね。すごくきれいで曲にぴったりだし、サビで何回も聞かされることを考えると、いろいろと塩梅がいい!
なんてゆーか、白石くんや謙也くんのことが好きな人が書いたっていうよりも、仕事を受けたプロがちゃんと作った作詞ってかんじで、いいよね。そういう曲キャラソンには多くて好き。
日課がお風呂上がりのストレッチ(ヨガ)らしいので、気のポーズをする白石くんかきました。
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