HEYWA響きの会 vol.3

HEYWA（平和）の「Hey」は親しみの挨拶を表し、「Wa」は平和を象徴する輪、広がりを意味します。
あえて、平和とせずHEYWA という表記にしています。

HEYWAの響き、岩田吉樹の源泉体験）

今を遡ること約55年近く前。
肌寒い冬の夜でした。
夜空には誰もが知ってるオリオン座やウルトラマンの故郷M78星雲（笑）が展開していました。
前項で記しました、父が先の大戦で特攻に志願し敗戦により出撃しなかった人でしたから、いつともなしに、「戦争って、平和って」と思いながら漠然と夜空を見上げていました。
突然夜空から何かがキラキラと舞い降りてきました。
まさか星が落ちてきた？
いや違う…。流れ星でもないし、一体何が起きているのだろうかと不思議な気持ちになりながらただ眺めていました。
それから暫くすると普段では聴いたことのない高い音が聴こえてきました。
鈴虫の音色より更に高い音です。
どこから聞こえくる？とまわりをキョロキョロと見渡してみました。冬なので当然鈴虫さん達はいませんし、それに該当する音源も見当がつきません。
そのキラキラと高音は妙に心地良く寒さを忘れてしまい聴き惚れていました。
時間にしたら、おそらく数十秒間だったと思います。
気がつくと、キラキラは消え高い音も消えてました。
夜空を見上げながら、とうとう星の王子さまが迎えに来たのかと訳のわからないことが脳裏に浮かんでました。

時代的には、アポロ11号やベトナム戦争、よど号ハイジャック事件、沖縄返還などがあり、雨が降ったら帽子をかぶってないと放射能で禿げになると言われていた時代でした。

小学生の頃、父から聞いた予科練での話し、特攻に志願した時の話しなどほんの数回聞いただけでした。
父は島根県安来市荒島の出身ですから、たまに聞かされた有名な「安来節」の方が違った意味でインパクトがありましたね。

続く…。

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