HEYWA響きの会 vol.6
⑥HEYWAな虫や鳥の響き
日本人は、「虫の音」を人の声と同様に言語脳で聞います。
このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られるそうです。
自然にある音は、時に人の感情を左右します。
鳥のさえずりを聞くと安心感が生まれるのは、さえずりが仲良くお喋りをしているように聞こえるからでしょう。
私たちは鳥がさえずっている様子は、平和な気持ちを抱かせる響きだからではないでしょうか?
・鳥や虫の音色・周波数
鳥たちの低い音は500Hz前後、もっとも高い音でも9000Hz位という幅があります。
ウグイスのホーの部分は2kHz、ホケキョ!の高い部分は4kHzという周波数です。
現在、絶賛秋の大合唱会中の鈴虫達は3500Hz~4500Hz、コオロギの声は4000Hz~5000Hzです。
実は、鳥や虫達を遥かに凌ぐ周波数を有するのが明珍火箸風鈴やドアチャイムなのです。
20kHz以上の周波数成分があるとか…。
明珍火箸は鉄。
金属なので高い音が出やすいのです。
この明珍火箸ドアチャイムを自然界の中で奏でることが多いのですが、虫や鳥達は人間が奏でた音とは思っていないかもしれません。
もしかしたら、鳥のさえずりや虫の声と同じ、自然界の中に存在する平和な音と認識してくれているかもしれません。
…と勝手にそう思っています。(笑)
続く。
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