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HEYWA響きの会 vol.4

HEYWA(平和)の「Hey」は親しみの挨拶を表し、「Wa」は平和を象徴する輪、広がりを意味します。
あえて、平和とせずHEYWA という表記にしています。

宙からの響き)

夜空から降り注ぐキラキラと高い音は、一度だけではなく何回か発生していました。
これって自分だけが体験した出来事だったのだろうかと思い、このキラキラとキュ〜ンという高音について友達に聞いてみました。
案の定、友達の反応は?でした。
見たことも聴いたこともない。
耳鳴りじゃないの?
どうやら、自分だけの体験だったようです。
このキラキラと高い音と、戦争って・平和って、?という幼い頃からの問いかけだということが繋がる迄何十年もかかってしまいました。
いつだったかはハッキリとは覚えていませんが、おそらく1990年代の湾岸戦争の頃だと思います。
ゆっくりと繋がりはじめてきました。
何で戦争するんだろう?背景は何?
そんなことを思っていると、あのキラキラとキュ〜ンが始まり、段々と心の中のトゲトゲ感が無くなり、シーンと静まり返っていくのです。
これはあくまで個人的で内なる体験なので他の人にシェアすることはなかったのです。

心の静寂と平和)

今から25年程前になります。
自分が聴いているあの高い音が再現出来るものがあれば良いなぁと思い始めたのです。
何故なら、自分なりのやり方の瞑想法を見つけたいと思っていたからです。
心のトゲトゲがなくなり、心がシーンと静まりかえる…たったそれだけですが…。

持ち前の探究心がムクムクと持ち上がってきました。
探し求めているは、あの音、そしてあの響き。
世界の民族楽器や自然音など、音を発する様々な道具を検証しだしました。
ある時、あらためて気になっていた兵庫県姫路市の伝統工芸品の「明珍火箸風鈴」の音色を聴いてみたのです。
キッカケはNHKの「街道をゆく」オープニング・テーマ曲です。音楽は故冨田勲氏。
冒頭部分の音や度々聴こえてくる音。
あの高い音に限りなく近いように思い出した。
近いけど、この音色の更に向こう側に、あの音がある気がする…と更なる領域が眼前に現れてしまったのです。

ようやく辿り着いたと思ったら、そこは終点ではなく、あくまで始点だったのです。

続く。

宙響のHPはこちらです。
https://soraoto-ginga.jimdofree.com

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