🌼*。 夢見る白虎隊 予習


【戊辰戦争】

新政府軍(天皇政治) vs 旧幕府軍(武士政治) の戦い
白虎隊は旧幕府軍で結成された予備の年少部隊

旧幕府(会津藩)は新政府へ「戦いをやめよう」と
手紙を送ったが、新政府の権力者が断固却下
その権力者を暗殺した為、新政府が戦争を強行
つまり戦をやめたかった旧幕府は戦いを続けざるを得なくなってしまった
予備の白虎隊もここから戦場へ出ることになる


【会津藩校 日新館】★

白虎隊が学問や武道を学んだ場所
学校の中にプール(池)作ったのが日本で最初
(トレーニングで鎧つけて泳いでた)

「侍は戦で敗れることも死ぬことも恥ではなく、見苦しい姿を見せることだけは許されない」と、自刃の正しい作法も学んでいた
「死すべき義に当たった時に死ななければ、汚名を永遠に残すことになる」
会津武士道を徹底的に刷り込まれていた


【白虎隊】

16〜17歳 計340人ほど 3階級で構成
士中(上) / 寄合(中) / 足軽(下)
それぞれ一番隊、二番隊のチームがあった

"士中" は意識の高い優秀エリート集団
「自分たちが社会を作っていくんだ、国を作っていくんだ、自分たちは見本なんだ!」
「早く戦地に出たい!!」
「戦地に派遣してくれるなら一番戦闘の激しいところにしてほしい!」
とても志が強い者たちが集まっていた


【士中二番隊の戦い】

めったにお会いできない殿様から直接出陣命令を出され、大変名誉なことに大興奮の状態で出陣した白虎隊
ドラマ(1986)では、隊長(大人)の言うことよりも信頼する仲間の指示に従おうとするのが印象的

隊長とはぐれたため、篠田(深田の役)がリーダーとして攻め来る新政府軍と戦ったが、人数や力差のあまり撤退
飯盛山へ戻り身を潜め、夜明けまで語り合った
飢え死に寸前状態、最後の晩餐はみんなが持っていた残りの食物を平等に分け合って食べた


【集団自決】★

飯盛山から見た城下町の景色から自分達の守るべき若松城が燃えていると勘違いし、そのまま集団自決した落城誤認説が有名

実際は、ここからお城に向かい死ぬまで戦うかを2時間ほど話し合った
結果として「お城でもし敵に捕まった場合、君主や先祖に申し訳ない」と、武士としての本命を明らかにするため全員で集団自決した
若さゆえの危なっかしさ、真っ直ぐさ
集団心理の不思議が生んだ悲劇
しかしそれは当時の彼らにとっては当たり前で名誉なことだった


【生き残りの一人】

飯沼貞吉さんは一人自刃に失敗した苦しみを背負いながら、長州藩士(元敵側)に連れられ国家のために通信技師(時代の先進)として仲間達の分も生き抜き、天寿を全うした


上記★印の場所〈福島県 会津若松市〉


【夢見る白虎隊 配役】

篠田儀三郎:深田竜生
飯沼貞吉:黒田光輝
林八十治:檜山光成
井深茂太郎:元木湧
有賀織之助:安嶋秀生
間瀬源七郎:鈴木悠仁
石山虎之助:豊田陸人
津川喜代美:稲葉通陽

井深ゆめ子:小川暖奈

↑登場人物を深く知れる記事 (少年忍者は緑枠)

 


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