お金にならないことの価値

この曲が、今年で1番自分にブチ刺さりました。
聞いてみて欲しいです。

歌詞にもあるのですが、
お金にならないのにやるって
本当に好きってことだよなぁ。
お金になるからやる。これは普通。この社会では。

でもお金にならないのにやるって、
なんて言えばいいんだろう、
とても尊いことのように感じた。

大人になればなるほど合理的に考えるし、
損得勘定みたいに得するならやる損ならやらないになりがち。
お金にならないのにやってることって、
おかしな言い方するけど自由を感じる。
対価の分だけ働くとか、
そういうとこから自由になるというか。

そのくせ、じゃあ手を抜くのかというと、
逆に自分の全身全霊を捧げたくなる。
時給で働いてるほうが手を抜きたくなる気がする。

情報とかに踊らされたりルールに則ろうすると、
いまの自分のままでは通用しない、
いまの自分のままではいけない、
なにかをしなければいけない、
なにかに備えなければいけない、
なにかを身につけなければいけない、
なにもない自分には生きている値打ちはない、
みたいなことを思ってしまう。

でも、きっと本当は、
バカにされながらでも生きていけるし、
人並みじゃなくても生きていけるし、
傷だらけでも、なにもなくても、
特別なことはなにもできなくても、
バカでも、愚かでも、無様でも、不器用でも、弱くても、ズルくても、醜くても、からっぽなままでも生きていける。

誰かと比べることをやめたとき、
透明で、歴然と輝く、ひとつの"命"が残る。
輝いてるかは怪しいところもあるけれど、
間違いなく自分だけの光り方をしてる。

その命は「ここにいるよ」って、
常に囁いている。
どれだけ叩いても傷つくことのない、
純然なヒカリを放ち続けている。
だから、大丈夫なのかな。そう思いました。

僕はお金にならないことに本気になれる人を
心から応援してますし、
なにがあっても味方です。
無責任に大丈夫という人も多くいるのも事実ですが、
僕も一緒に頑張ってるから大丈夫と言いたいです。
同じように思ってる人と繋がることができたならそれ以上幸せなことはないと思います。
一緒に頑張りましょう。