寮生活と抱負
前回の投稿から約五か月経った。新生活で環境の変化があって慣れるまでなかなか記事を書く気になれなかった。そしてやっと気持ちに余裕ができて書く気になれた。
私は元々大阪に住んでいて現在東京の大学の寮で生活している。正直言って寮の良さは大学に歩いていけるほどの近さと生活費の安さ以外何もない。おそらく東京で一番安く生活できているといっても過言ではない。
良さはこれくらいしかないが、悪いところはたくさんある。まずこれは覚悟していたことだが、汚い。前の居住者によって個人差はあるかもしれないが、少なくとも私の部屋は汚い方だと思う。潔癖症の人は絶対に住めないだろう。あと、シャワーが共同になっていてシャワー室も汚い。使い古されたマットが置いてあるが、とてもそこに足を付けることができないので毎回、自前のタオルを持ってきて足マットを設置している。これほど徹底しているのも理由がある。それは寮生活して二か月ほど経ったときに水虫になってしまったからだ。それ以来シャワー室の床に足を触れることが気持ち悪くなってしまった。最後に隣人の騒音があることだ。壁が薄いので壁に設置している棚を使っているだけで結構音がする。足音もかなり響く。上の階の人の足音まで聞こえるときもある。たぶん騒音を発している人は限定されていると思うのでどうか直していただきたいと切実に思う。
これだけ不満があるのに耐えることができるのも安さと大学の通いやすさのメリットがデメリットよりも優れているからだ。何事もメリットとデメリットは存在する。判断が速すぎるとデメリットの面に後から気付き、後悔することがある。判断が遅いとしっかり両方の側面を考えることはできるが、時間は要する。しかし、誤る確率はかなり低い。判断が速いと時間はかからないが、後から後悔してじっくり考える羽目になるかもしれないから結局、判断を遅くした方がかえって時間短縮に繋がると思う。いわば、急がば回れということである。
私は初めて一人暮らしを始めた。これから判断を迫られることが多々ある。そこでじっくりと判断が遅いくらい考えて自分の中で正解を導き出していきたい。