サラリーマンの利点を搾り取れ vol.2 「無形資産」を計画的に蓄積しろ
飛丸だ。
サラリーマンとしての利点を搾り取り豊かな人生を手に入れるというシリーズの第二弾だ。第一弾はここにある。
第二弾の要点は、「無形資産」だ。
よく言われるスキルや経験、人脈など、あらゆるものはここに分類される。なぜ転職すると年収が上がるのか。それは、今まで無形資産として蓄えられていたものが”現金化”されるからである。逆に言えば、この無形資産をきちんと蓄積できていない場合、転職しても年収は上がらない。
実は、実際の年収よりもこの「無形資産」の方が生涯年収に与える影響が大きい。第一に、より年収帯の高い会社に転職ができること。第二に、副業を含めてファイナンシャルプランを考えた時に無形資産をどう活用するかというのが非常に大きなインパクトを持つことが挙げられる。
年収は不動産投資でいうところの、”手残り”、無形資産は”含み益”に当たる。その仕事に時間を投資する判断が正しいかどうかは、その両方から考えなければ正確にはわからない。今日はそんな話をする。
①無形資産の類型
仕事上の無形資産は、以下の3つに分類される。あらゆるものがこのどれかのカテゴリーに入る。例外はない。例えば「人脈」はどうだろう。そもそも人脈とは中立的な言葉だが、そこに肯定的なニュアンスがないと意味はないだろう。つまりそれは、「評判」というカテゴリーに入る。
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