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人間は”比較”で世界を認知する 〜認知をハックして幸福になる方法〜
飛丸だ。
今日は、「比較」という怪物について語ろうと思う。
なぜなら、人間が常に追い求める「幸福」や「満足」は、この怪物との付き合い方で大きく変わるからだ。心理学や社会学、行動経済学など多方面で議論されてきた“比較”や“社会的評価”の問題は、今を生きる我々にとって避けて通れないテーマだろう。
結論を書く。
「他人との比較」を軸に世界を見続けたらあなたはほぼ確実に不幸になる。
だが逆に「上手に比較の目を利用し、自分自身を進化させる」術さえわかれば、幸福を最大化させることができる。
まさに剣のようなものだ。使い方を誤れば身を滅ぼすが、その威力をコントロールすれば、あなたの人生を勝ち取る最強の武器となる。
今回の記事は、①人間は常に“比較”で世界を把握する、②なぜお金持ちは“同じもの”を欲しがるのか、③“比較”が人間を不幸にする、④“比較”をどう幸せに活かすのか、⑤自分の尺度を持ち、“絶対値”と“比較”を使いこなせ、という5つのテーマで進めていく。
学術研究や論文も交えつつ、“認知をハックして幸福になる方法”を探っていく。
ついてこい!
① 人間は常に“比較”で世界を把握している
まずは根本的な話から始めよう。人間はどのようにして世界を理解しているのか?——結論を言おう。人間は、常に何かと何かを比べて、自分の認知可能な範囲で世界を把握している。
「昨日よりも豊かになったのか」「先月よりも痩せたのか」
人は、陽と地球の温度を直接比較して「うわぁ今日は太陽が6000度だから暑いな」とは言わない。比較する対象は、常に自分が手に届く範囲(もしくは知覚できる範囲)のものに限られる。
例えば「昨日の自分より痩せた?」「お隣さんの家より広い?」こうした比較の軸を連続的に持ち出すことで、我々は自分自身の現状や幸福度を“評価”してしまうのだ。
心理学者レオン・フェスティンガー(Leon Festinger)は、有名な“社会的比較理論(Social Comparison Theory)”を提唱した。彼によれば、人間は自分の能力や意見を評価する際、他者との比較を通じて自分の位置づけを測るという。
春と夏の暑さを比較し、「ああ、今日は暑いから半袖でいいか」と判断するのも、ある意味では“自分なりの比較指標”を通して生活を組み立てているわけだ。
「比較」と「幸福」を誤接続すると地獄を見る
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