日系から外資への転職【転職後の活躍編】
「外資系」という経済特区で闘い抜くために
「日系から外資への転職」シリーズも3本目だ。今回は、マインドを変化させ、インタビューを突破して無事年収のブチ上がる経済特区である外資系企業に入社した猛者たちに、生き抜くための武器を渡す。
前回までの内容はここにある。
このジャングルで生き抜く方法論とは何か。
エクセルか、英語か、コーディングか、何でも売れるセールススキルか。全て正解とは言えない。間違ってはいないが、それらは家で言うところのインテリアみたいなものだ。家を建てる時に最も大事なものは何か。それは、しっかりと地盤に柱を突き立てることだ。
外資系で生き抜くための柱とは何か
それは、メンタルコンディションをどう維持するかという方法論である。
外資において、入社が叶えば数ヶ月全力で走り切ることは難しくない。何が難しいかというと、外資のペースで年単位でパフォームし続け年収をあげ続けることだ。高い年収トラックでスキルを身につけながら長く働く。それこそが外資の美味しい部分であり、それが叶わないのであれば、体力自慢であれば半年600万円のマグロ漁船の方が割は良いかもしれない。
さぁ、「持続可能性のあるハイパフォーマーでい続けるための方法論」についてだ。ついてこい!
日本における外資系企業という制度的なバグ
日本は解雇は難しい。これは外資系企業であっても例外ではない。しかし、欧米企業の給与テーブルはグローバルで統一されていることが多い。この理由は簡単で、まだ日本は市場として世界から見ると規模が大きく、一定の待遇を担保しなければ競合の外資系企業に人材獲得で競り負けてしまうからだ。
最近も外資系企業ですらこういう事例があった。
簡単に言えば、日本において外資系企業というのはリスクとリターンが釣り合っていない。このバグをついているという自覚を持てば、「外資系は競争が激しいからすぐクビになる」などという幻想を追いやれるだろう。
俺が「経済特区」と言うのは、収入のアップサイドについてだけではない。雇用に関する特殊事情も鑑みると、クビを恐れると言うのはナンセンスなのだ。さぁ、具体的な内容に入っていこう。
スイッチの入れ方と、切り方を学べ
これはルーティンを持てという話だ。精神が焼き切れる人間は、24時間仕事のことを考える。脳みそは疲れない臓器だと言われ続けていたが、やはり老廃物も溜まるし、固定的な思考は人間を殺す。
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