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RECOVERY (回復)するということと2024年へ向けて。

年末年始とブルーアワー

能登半島地震に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。年始から大変な事があり、お正月もどこかへ行ってしまったような感覚を覚えます。

大的場の明け方/2023年12月

サムネール写真は昨年末「薄明/ブルーアワー」とよばれる空がうっすら青くなる時間をふと撮りたくなって写した朝のサンポート高松。
「大気分子(窒素,酸素,水蒸気など)によって太陽光が散乱されるために起こる」現象だそうで、空気が乾燥し、澄んだ季節、つまりこの冬の時期に綺麗に見られる。

忙しい時間のうちは、曜日の感覚や季節感というものが自分のなかで薄れてしまい、毎日が平坦になってしまい、リズムを失いがちになります。
歳をひとつづつと取っていくほど、日々の時間の感覚は早まり、感覚を意識しきちんと憶えてないと精神的に肉体的に崩れる事を経験則として知っています。

季節の変化、その空気感を肌感覚としても自覚し知覚していくことは、失われがちな自分を回復させる上で大切な事のようにおもえます。

冬の空気は冷めており、空気は澄んで、太陽の光が柔らかく、時折現れる空の青さは、静かな気持ちにさせてくれます。

ブルーアワーがざわつくような気持ちをそっと落ち着かせてくれるような気分にさせてくれました。

香川ファイブアローズの能登半島地震支援活動

B3リーグ第14節金沢武士団との試合が行われる予定でしたが、本拠地を置く石川県七尾市も被災しておりとても試合を行えるような状況でない為、試合中止に。その代わりに三豊体育館で能登半島地震からの復興のチャリティーイベントが行われました。
募金と支援ステッカー合わせて、236,540円が集まりました。

最近のニュースから

2月3・4日、第17節岐阜スゥープスとのOKBぎふ清流アリーナでの試合より金沢武士団がB3リーグにカムバック!石川にエナジーを吹き込んでくれるはずです。

・七尾市田鶴浜体育館で居酒屋。心のケアに努めます。金沢武士団の素晴らしいこころみ。地域とともにあります。

・Wリーグ、石川出身の赤穂ひまわり選手も

リカバリーとマンバメンタリティ

悲しめ、怒れ、苛立て。叫べ、泣け、拗ねろ。
明日朝に起きたとき悪い夢だったらいいのにと思うだろう。
怒りがこみ上げ、あの日をもう一度、あの試合をもう一度、あの瞬間をもう一度と願うだろう。だが現実はあの時に戻れなんかしない。
今、お前がやるべきことがある。それは手術が成功することに必要な準備を全部やることだ。手術の準備のために全力を尽くすことに集中し、手術の手順を完全に理解するためにあらゆる質問をし、手術を受けている間に潜在意識の中でそれをイメージしろ。手術が成功する可能性を高めるのだ。
そして一日一日、回復に向けてフォーカスしろ。
それはとても長い道のりだ。
長い道のりだが、その途中の小さな目標に集中すれば、この怪我をする前は当たり前にできていたシンプルな動きをするその苦労の中に美しさを見出すことができるはずだ。
復帰したときにも新たな視点を持つことができる。
立てること、歩けること、走れることに感謝し、これまで以上にトレーニングに励むようになる。
小さな節目に自分の中の信念が芽吹き、より良い選手になって帰ってくるはずだ。
兄弟よ幸運を祈る。
マンバメンタリティを忘れずに。

2017-18シーズンのNBA開幕戦で大けがを負ってしまったゴードン・ヘイワードに対して、コービー・ブライアントが送った言葉が素晴らしくて、メモしています。

怪我というものは、思いも寄らないタイミングで襲い、選手生活を吹っ飛ばしてしまいます。積み上げられたものの破壊。喪失。

回復の中で、物事がまた違って感じることがあります。
その中で新しい信念や手応えを見いだすこともあるでしょう。

怪我から復帰したヘイワードは2021年にキャリアハイのスコアを上げ現在もNBAで闘い、NBA選手の平均キャリアが4.56シーズンと言われる中で、13年目のシーズンを送っています。今もまた怪我の為戦列を離れていますが、きっとカムバックしてくるでしょう。


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