バリの緑の学校

南の島、いざバリへ

兼ねてより行きたかったインドネシアのバリ島に、今回突撃してまいりました。

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青!ビーチ!というイメージが強いのとは裏腹に、緑!木々!という印象も加わった旅。

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空港から出ると、海が割と近いのですが、内陸の方に行くにつれ、木々が増え、ライステラスと呼ばれる棚田がいたるところに。

しかし今回、僕にとってのぶっちぎりの緑は、1つの学校でした。

バリ島のウブドという街に、"Green School"という緑あふれる学校があったのです。

Green School

Green Schoolは、バリで2008年にオープンし、今年2020年で13年目。

ミッションとして、「学びのグローバルなコミュニティを形成し、私たちの世界を持続可能なものにする」と謳っています。

ツアー当日は、朝8時半に学校集合。入口付近でツアー開始を待っていたのですが、生徒や保護者の方のやりとりが見受けられます。

年齢は、どうやら6歳から18歳まで、出身地域は、ヨーロッパからアジア、北米にまで多岐に渡り、ぱっと見でも感じられる多様性が、そこにはありました。

学校卒業後も、世界中の大学へ羽ばたき、ビジネスや国連などに関わる人もいらっしゃるらしいです。

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また、この案内板の、

 "We are Purposeful & Happy"
 "We are Living Sustainably"
 "We are Resilient"

は定性的ながら、良いと感じてしまいました。(単純)

そうこうするうちに、9時になり、90分ほどの学校探検が始まりました。

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回ってみた感想は、プロジェクト学習 × エコみたいな感じですね。

なんと、"Green Bank"なるものがあり、生徒はプレゼンして許可が出れば予算付きでプロジェクトをすることができるとか。
写真は、生徒が鶏を飼いたくて、企画したものらしいです。毎日世話もして、最後はお肉として売るらしいです。

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他にも養殖場や、廃棄車の窓ガラスを使った屋根作りとか、SDGsに絡めたプロジェクトがたくさんありました。
生徒たちが議論し、考え、SDGsのいくつかにヒットするプロジェクトをやっているっぽいです。

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竹だらけの建物の中には、3Dプリンタやレーザーカッターもあり、イケてますね。

さらに、出たゴミなどは、NGOとコラボしてリサイクルするとか。

ヨガスタジオなどもあり、マインドフルネスの場所も多いです。

施設のエネルギー系統もエコで、利用電力の90%は自分たちによる発電(ソーラーなど)でまかなっているらしく、持続可能性への意識が、呼吸するかのように、当たり前にありました。

(ただ、実際には、意識付けやアクションへの落とし込みの苦労が、相当あったのではないかと推察します。)

誰にとってのサステナビリティ?

単純に良いと思ってしまった

 "We are Purposeful & Happy"
 "We are Living Sustainably"
 "We are Resilient"

ですが、Weとはだれなのか。

もし、"We"が人類だけであれば、それは地球が人類のためにあるような感じですよね。

しかし、特に科学革命後は、世の中の中心は人間だという、人間中心主義が広まっていきました。

最近も、持続性や今後の物語を語るとき、人間を中心にしている場合がほとんどで、そこに違和感を感じていました。

それはなんだか傲慢とも言えるのではないでしょうか?

改めてGreen School!

しかしながら、しっかりこの図(再掲)を見ると、、、

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 "We are Living Sustainably"の下には植物が!
 "We are Resilient"の下には地球と昆虫が!

この"We"には、植物や昆虫も入っているのですかね。

少なくとも、この学校の数ある校舎を移動していくだけで、(人によっては嫌かもですが)植物や昆虫、動物との接点がありました。

そんなGreen Schoolに、改めて惹かれてしまうのでした。

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