今後の音楽について。ファストミュージックの席巻。
いやはや、夜明け前4時です。
夜中に考え事をしてるとこんな時間まで起きてしまうことがよくある。
昼間疲れてないからだろう。体を動かさねば。ビバ、運動。
早速本題に入る。
今後の音楽の行方についてである。
なんだか壮大なテーマにしてしまったが、これからいうことは軽い妄想である。
昨今の音楽シーンについてまず話しておこう。
だいたい次のうち、二つ当てはまれば2020年台のミュージックと言えるだろう。
①従来型のバンド
②ハイトーンソング
③女性ボーカル
④とことんメロディ優先
⑤変則的ソング
その他には
顔を出さないボーカルや男の妄想女性像ソングや女性が「僕」などの男性目線の曲を歌うことが多い気がする。
だいたい、ラブソングに出てくる男も女も弱気で未熟で純粋なもののようで、でもどこか女は男の先をいってしまうそんな歌が多い。
日本男児はいつからそんなに軟弱になったのか。
いやかく言う私も軟弱であるが。
まぁあとはジャズ風アレンジのシャレオツミュージックを混ぜ込めば最近の曲を網羅できるのではないだろうか。
最初からサビでスタートし、その間奏でイントロに当たるド派手な演出(ピアノが多い)を加え、Aメロに静かに入っていく。Bメロは、多少ファルセットや裏切りのアレンジを加え飽きさせない演出。そして冒頭のサビを繰り返す。かと思えば2番では変則的なメロディに変わり、こぶしなどを聴かせてくる。ラスト大サビではミスチル理論のように転調して盛り上げていく。
聴いていて飽きないがどこか落ち着きがない。
私含め、皆、これら音楽のどこかトリップ的な要素にしてやられてるのだ。
軽快な音楽は口ずさみたくなり、カラオケで歌う欲求も高まる。
も少し、安定したもの聴きたい時はあいみょんでも聴くのである。
ラッパーは研いだ牙をもがれたように、ただの悪い風な大人であるし、1番捻くれてるのは岡崎体育辺りだろうか。いやいやあれはコミックか。
マヂカルラブリーの漫画的な漫才が受けてるのも頷ける。
若者はネクストヒットのマウント取るためにYouTubeでまだ見ぬ新人を死に物狂いで探しては、「これは売れる!」とコメントを残しておく。
年寄りは、散々若者を馬鹿にしながらネットで違法にアップロードされた昔のドラマを未漁る。その上、テレビの批判はやめない。
コロナ禍はまだ収まる事を知らず、人間たちを苦しめていく。
そんな時はまた音楽を聴く。「うっせぇわ」と。
とまぁ、適当に書いたがそんなもんだろ。
音楽はスマホで聴けるようになり、アプリもあり何でもある。
聴き方も片手でスイスイ行ける。
曲はイントロで客を掴んで離さなければならず。インスタントなものになっていく。
もはや、価格競争の様相を呈しており、皆が耳に残るメロディとスピード感を目指していく。
このままいけば、どうなるか。
音楽は5分間ぐらいが普通であるが
もはやサビだけ、印象的なメロディだけのファストフードならぬ、「ファストミュージック」が流行るだろう。
インスタントラーメンならぬ「インスタントミュージック」でもいいな。
多くの人が曲の構成などではなく、耳馴染みの良いメロディだけのちょー短い歌を作っていく。
それはリールやtiktokのように。
このインスタントな音楽たちは、容易であるため、音楽人口が劇的に増加していく。誰もが素晴らしいメロディを作れるからだ。(曲は作れない)
そして粗悪であるが、腹を満たす音楽が席巻していき、音楽は人間のファッションに成り下がる。
そこでまた、論争が生まれるだろう。これは音楽じゃねぇと。そして若者の味方のオジサンが「いやいや良いですよ!私も好きです!」とフォローしてきて気持ちが悪くなるだろう。
さぁ、今がチャンスだ。こぞってメロディをスマホに入れておけ。コード進行はAIがやってくれるさ。私も録音しておこう。高い音域は有利だぜ。
ま!こんな未来にはならないよね。
いやなってもいいけど、知らんけど〜。
回る回るよ時代は回る。ということでお開きです。さよなら。
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