初めての野鳥観察会

地域で開催の野鳥観察会

以前から、野鳥観察会に関心はあったのですが、私は早起きが苦手です。バーダーとしては致命的。
ということで、野鳥観察会も朝早いので、なかなか参加できずにいました。
そんな時、地域の回覧板に「冬の野鳥観察会」というチラシを発見！
朝9：00集合で、近くを散策するという、私に打って付けの会。
すぐに参加申し込みをし、本日参加してきました。

良い天気

寒波到来で雪が降るか心配していましたが、晴れて空気も澄んでいる絶好の野鳥観察日和となりました。
今まで野鳥観察会に参加したことがなく、カメラ持参すると夢中になって、場を乱してしまうかも。と思ったので、双眼鏡だけ持って集合場所へ向かいました。

さっそく・・

一通り、本日の会の説明が終わり、外に出た瞬間、
案内してくれた野鳥の会の先生が「チョウゲンボウが飛んでいます！」
二羽のチョウゲンボウがくるくると旋回していました。
つがいでデート中ということです。
空高く上がり、そのままどこかに飛んでいきました。
初めて見たチョウゲンボウ。カメラ持ってれば・・・悔しいですが仕方ないです。

続いては・・

続いて調整池の観察場所に向かいました。
カモがたくさん・・アオサギが一羽。
実は私は水鳥にはあまり関心がないので、ふーんと思って見ていました。
「あ、あそこにバンがいますよ」先生が教えてくれました。
バン？なんだか分からないけれど、今までに見たことのない鳥に好奇心がくすぐられます。
グレーのようなくすんだ色のずんぐりとした鳥。こちらもツガイでいるのが見られました。
これから繁殖するのではないか、ということだったので、また見に行ってみようと思います。今度はカメラ持参で
カモは、カルガモとコガモでした。コガモの黄色いパンツ（尾羽あたりが黄色い）も見えました。

川沿い、休耕田を散策

そのまま、休耕田の方に歩いていきました。
途中、ホオジロ、モズ、メジロ、ヤマガラ、を見ながら歩いていきます。
集団でみんなで鳥を見ているというのは、なんだか面白い光景でした。
しばらく観察を続けていると、ツグミの集団に出会いました。
「ダールーマーさんが転んだッ」という動きをする、という説明を聞いて、
なるほど。と思いました。
ツグミに紛れて、こっそりシロハラもいました。
後でシロハラは鳴き声が面白い鳥、と先生の説明がありました。まだ聞いたことがないので、是非聞いてみたいです。

カシラダカも・・

遠くの木に小さな鳥が飛んでいるのは見つけられたのですが、双眼鏡で見ても小さく、何か特定できませんでした。
何だったんだろうな。と思っていると、先生が「カシラダカがいます！」と参加者に呼びかけられていて、カシラダカだったのか！と思いました。
直ぐに茂みの奥深くに飛んで行ってしまったようで、見ることができませんでした。

やっぱりベニマシコは野鳥会のアイドル

その後、声を頼りにベニマシコをみんなで探しました。声はするのでどこかにいる、ということですが、茂みに隠れているようで、結局姿は見れませんでした。先生が「ベニマシコは見れてうれしい鳥のひとつ」と言われていたので、先日、遭遇をして感動したのは私だけではないのだ、と嬉しくも誇らしくもなりました。

帰路にもノスリ

残念ながらベニマシコを見ることはできませんでしたが、帰り道、何かの鳥の羽毛が散在していました。すごい量の羽毛で、「これはハヤブサか何かが食べた残骸ですね。」ということでした。いつか見てみたいな～と思い歩いていると、ノスリを見ることができました。ずいぶん高いところを飛んでいました。ノスリは割と見る機会はあるのですが、好きな鳥の一種なので、今日も会えた！ありがとう。と心の中でノスリに感謝の気持ちを伝えました。
今回の観察会で見られた鳥を後でみんなで数えたところ、２８種類でした。

初めて野鳥観察会に参加して

やはり、普段から鳥を観察されている野鳥の会の方に案内してもらうというのは、勉強になります。これまで自力で探していて、まあまあヒットはしているのですが、どうしてもよく分からなかったりすることもあります。
鳥に興味のない人なんかは、その辺にいる鳥は全部スズメと思っていたりするので驚きですが、私もまだまだ見分けがついておらず、見過ごしている鳥がいるんだろうな。と実感しました。
また機会があれば早起きして参加してみたいです。