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ああ観音寺

こんにちは。
コチョーです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

自己紹介でも書きましたが
私は宮城出身の香川在住の人間です。

「なぜ宮城出身の人が今香川に???」

それはごく自然な反応でしょう。

宮城から香川は距離にして1000キロ超。
歩きだと約9日
車だと高速道路休憩無しノンストップで約13~4時間
高速道路使用不可縛りプレイだと約23時間
新幹線なら約7時間
飛行機なら…どうなんでしょう

そんなヘビーな距離でございます。

余程のことが無い限り
宮城の人間が香川に住む…なんて事にはならないでしょう。
それこそ『人生を変えるような何か』があったりしなければ…。

あれは今から10年前。
高校時代、エンジョイ勢ではなく
『ガチで全国制覇目指すぞオルァ!』
のノリの体育会系MAX高校のやきう部から
まさかのアニメ好きにモデルチェンジした私。
有名どころのアニメはある程度観るようになり
そんなある時ひとつの作品と出会った…。

『結 ︎︎城 ︎︎友 ︎︎奈 ︎︎は ︎︎勇 ︎︎者 ︎︎で ︎︎あ ︎︎る』

それは『運命の出会い』だったのかもしれない

まずタイトルに惹かれた。
勇者…?
勇者ってあの勇者か…??
剣とか振り回して敵を倒すあの勇者か…???

何となく視聴開始。
登場人物みんなかわいい。
かわいいだけじゃない。
みんないい子なのだ。
性格の悪い子がひとりもいない。
みんな自分ではない『誰か』の事を常に考えていて行動を起こしていく。
気が付いたら勇者部みんな好きになっていた。

ストーリーは実にヘビーだった。
ネタバレになるので詳細は伏せるが
ある回を観終えた後の脱力感や喪失感は半端なかった。
涙が流れる時もあった。
次の回を観るのを恐れる時もあった。

しかし…
しかしである。
この『結城友奈は勇者である』
もとい『勇者であるシリーズ』

本当に名作です。

『おもしろい』のはもちろんだが
アニメ作品として『素晴らしい』。
私はアニメ評論家では無いので語彙力が足りないが
観た人間に様々なメッセージを与える神作品だと思う。
みんな観よう。

話が脱線した。

結城友奈は勇者であるをきっかけに
『香川県観音寺市』という街を知った。
結城友奈は勇者である(以降ゆゆゆ)を観なければ
『観音寺市』という街のことを
はっきりと認識する事は無かっただろう。

「あ〜、香川に行ってみたい」

いつしかそんな気持ちを覚えるようになっていた。

しかしなかなか重い腰が上がらない。
仕事も忙しく、気軽に行こうと思える距離感でもない。
時間だけが過ぎていった…。

しかし去年4月。
「香川行くか…」
ついに人生初の四国上陸を果たした。

電車で瀬戸大橋を渡る。
そこから見渡す瀬戸内海の絶景。
鳥肌が立った。

しばらくすると車窓からゴールドタワーが見えた。

『楠芽吹さん!!!』

一気にテンションが上がった。

ゴールドタワーである


降り立った駅はもちろん観音寺駅。
私はゆゆゆの聖地巡礼に来たのだ…。

観音寺駅である

観光案内所で自転車を借り市内を爆走。
その日はめちゃくちゃ天気が良かった。
雲ひとつない青空。
目の前に広がる大自然。
全てが壮大な光景だった。

そして自然と思った。

「あ、ここに住みたい」

その瞬間、脳は思考をやめていた。
自然とその感情が頭に思い浮かんだのだ。
観音寺に住もうー。

観光案内所の友奈ちゃん自販機である
三架橋である
観音寺中学校
言わずと知れた讃州中学校のモデル校
マジでそのまんまで感動した
夏凜ちゃんが座っていた堤防(?)
夏凜ちゃんが見えた
道の駅ことひきの勇者部パネルである
名店つるや
アニメでは『かめや』で登場
肉うどんめちゃくちゃ美味かった

その後ゆゆゆの聖地を見てまわり宮城に帰還。

帰還後すぐに観音寺での仕事を探した。
びっくりするくらい仕事はあっさり決まり
宮城から観音寺に移住した。
移住するにあたっての胸中だったり周囲の人々の反応だったりその他もろもろの事はまた別の機会に話したい。

得てして私は観音寺市民になったのである…。

これが私が宮城から香川に移った理由である。
これでも割とだいぶ端折ったかもしれない。
深く語ると長くなりそうなので簡単にまとめた…。

観音寺に来ての毎日は本当に楽しい。
何が楽しいのか、私生活はどんな感じなのかは
これもまた次の機会に話したいなと思う。

たった一度の人生。
直感的に「こうしたい」と思った選択を選ぶのも
人生の醍醐味だと感じている今日この頃です。

また時間があったら投稿したいと思います。

それではまた!

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