にこにこで暮らしたい

長男がご機嫌ナナメなった時、「にこにこになるにはどうしたらいい?お母さんにしてほしいことはある??」と聞いている。ケンカや手を出したとき、謝ってほしいときに「ごめんね、したほうがニコニコになれると思う」とか、「代わりに〇〇したらにこにこ楽しーい!にならない?」とか、頻出ワードだ。もちろん同時にケンカをして良くなかったところやしてほしいことを伝えたり、気持ちを切り替えられるようなこと(話すトーンや言葉を軽く楽しくしたり、変顔、替え歌など)も合わせて働きかける。

すると、長男も私が怒った後、イライラが長引いていると「にこにこになってよー」とか、「こういう言い方をしてほしかった。その言い方はにこにこになれない。」などと言うようになった。もっともだと思う。自分のやりたいこと(にこにこで暮らす)ができていないとき、子どもはかなり率直にフィードバックをしてくる。反省。でも、家族の一員として同じことを考え、大切にして、そのために話してくれるのは頼もしいなと思う。

一方、仕事ではどうだろう。少し前に読書会仲間が「会社の研修でプロジェクトの終わりにどんな気持ちになってたいか、感情に焦点をあててゴールを設定するのは有効だ。気持ちは記憶に残る」という学びをシェアしてくれた。自分にとって、家での「ニコニコ」はこの話と同じだ。
感情の状態やゴールを共有して、そこに至るまでにどうしたらいいかを一緒に考えている。子どもでもわかるというのは大人ももちろんわかりやすいし、伝わりやすいということだ。読書会仲間が学びをシェアし、でその場で実践してくれたように、私も家だけでなく、他の場でもやってみたい。

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