【しくじり先生】北海道の田舎出身の私が大阪で初めて近鉄に乗車した際のやらかし
生まれも育ちも北海道の札幌市だった。
「札幌」というと聞こえがよく、都会と思われる人も多いかもしれない。しかし私は札幌の中でもかなりの田舎で最寄駅まではバスで30分ほどかけて行くほどだった。
そんな私はとあるきっかけで大阪にある大学に進学を決めた。大阪には高校の修学旅行でしか行ったことがないし、その際もUSJしか行かなかったのでどこに何があるかは全く知らない。大阪に行くことになったきっかけは今回は記述しないが、高校を卒業して1年の浪人を経て、いきなり大阪での生活がスタートした。
大阪に来てまず驚いたことがある。
それは、
【鉄道多すぎて訳わからん】
北海道では、「JR」と「地下鉄」の区別がついていれば生きていける。しかもJRは基本的に地上を走るし、地下鉄は地下を走るから違いも一目瞭然。
でも大阪はそうはいかなかった。
関西空港についてから目的地まで向かおうとしたその瞬間、二つの選択を迫られた
「JR」に乗る? 「南海電車」に乗る?
当時、「私鉄」という存在を知らない私にとってこの問いの答えを出すのは簡単ではなかった。JRは分かる、けど南海電車ってなに?。調べれば分かるんだろうけど、あいにく当時の私はスマホで調べ物をすることが大の苦手だったのだ。
とりあえず駅員さんに聞いて、今回は南海電車に乗車。関西空港からなんば駅まで乗車した。
なんば駅に到着。次のルート調べると・・・
「近鉄電車にお乗り換えください」
!?!?
「近鉄」は聞いたことがある名前だと思った。しかも「鉄」って入ってるから鉄道であることに間違いはない。
なんとか南海の改札から近鉄の改札にたどり着いたが、さらに試練が待ち受けていた。
「普通」「区間準急」「準急」「急行」「快速急行」「特急」
どれや!!!!!!!!!!!!!
私はとある駅でまた乗り換える必要があったが、その駅にこの中の電車のどれが止まるのかは分からない。
私は賭けにでた。「次来たやつに乗ろう」
結論、失敗した。
これは大阪にもう4年間住んでおり、さらには今では鉄道マニアの端くれになってしまった私が今だに思うことだが、初見で近鉄難波駅を理解するのはかなり難しい。
当時の私もそうだったが、よく初心者が近鉄難波駅でするミスがある。
それは、なんと大阪難波駅から「快速急行」「特急」に乗ると「鶴橋駅」を通過した後はもう大阪の駅に停まらないのである。(次の停車駅は奈良県の「生駒駅」)
私はまんまとこれに引っかかった。私の乗り換えの駅は「鶴橋駅」の2駅隣の「布施駅」だったが、私が乗車したのは「快速急行」。私が違和感に気がついたのは、鶴橋駅を出発した際のアナウンス、「次は、生駒、生駒です」だった。
ミスに気がついたが、降車はできない。電車はどんどん目的地から遠ざかり、石切あたりから生駒山をどんどん登っていく・・・。
みんな、気ぃつけなはれや!
引用:近畿日本鉄道公式HPより
先ほども少し記述したが、こんな私だがのちに鉄道・旅行マニアになってしまった。YouTubeに動画を投稿しているのでぜひ見てほしい。
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