クリエイターズファクトリーで5ヶ月間学び直した日々のお話(後編)
こんにちは。いたこです。
2024年6月から、クリエイターズ・ファクトリーにてWebデザイン&コーディングスキルの学び直しをしました。
前編では自己紹介とクリエイターズ・ファクトリーを選んだ理由を書かせて頂きました。書いた今思うのは、(いろんな意味で角度で)自分に合うスクール探しをすることの大切さというところでしょうか。
もしご興味があればこちらもどうぞ。
さて、ここから後編。
実際の授業やチーム制作など感想を書いていきます。
授業前
受講申し込みが終わると色々と案内が送られてきます。
その中にデザイン&コーディングの事前学習のシートがありました。「教材サイトの◯◯までやっておきましょう」という内容です。
教材サイトはとてもわかり易く、進めていくと気づけば基礎的な操作などは一通り終えられる、学習のマイルストーン的な存在でもありました。
事前学習をやってなくても、授業で手を動かしながら先生方に聞けますが、先に教材で経験していた方がこれは断然理解が早いだろうと感じます。
またシートはみんなで共有していて、同期の他の方々の様子が見れます。
私は初回授業約10日前の参加だったこともあり、最初に見た時点で既に同期の視聴済みマークがいくつもあり。Photoshopのツール操作はともかく、デザインは基礎なし独学のため、「デザイン基礎」だけは授業までになんとか終えました。Photoshopも早いうちに終えました。
その後も、このシートの存在は私の場合はモチベにも繋がりました。
教材サイトは↓です。誰でも無料で登録でき、私もスクールを決める前に登録をして少し試していました。
なお、授業やイベントなど受講生限定のページとなっているところもかなり多くあります。
授業編
43期では授業は約4ヶ月22回、デザイン12回、コーディング10回あり、どちらも半数ずつでデザイン⇔コーディングの前後編に分かれて行われました。
デザイン
前半ではPhotoshopを使用したバナー制作から始まり、途中からFigmaを使用してのLP制作。ずっと気になってた初Figma。アプリの使い方自体は教材サイトで学べますが、細かいところはやはり授業を受ける方がわかりやすくて早いですね。
また、授業中も使いながら作成したバナーやLPを、Slackにてレビューのお願いをすると、先生やメンターの先生方からわかりやすいフィードバックが頂けます。このフィードバックはコーディングも同じ。
「デザイン」自体は個人の感性でも、仕事とするならばある一定のルールや良し悪しはあり、誰かが拾ってくださりそれを教えていただける安心感と、どんなフィードバックが来るんだろう?というドキドキ感がずっとありました。
(なお、このフィードバックは卒業後の今も利用できるので、本当にありがたいシステムだと思います。)
コーディング5回を挟み、後半6回はサイトのデザイン。
デザインと言ってもクライアント様からのお話をまとめたヒアリングシート(架空)を元に、コンセプトをまとめ、言葉からデザインを理論的に組み上げていきます。実際の現場でも行われているような作業を一つ一つさせていただける、これが私にはとても斬新でした。
なにもないところから0→1で起こすことが元々得意ではありませんが、視覚情報を、理論的に作る、組み上げていくやり方が作りやすく、説得力が出て楽しく、安心感も感じました。
しかし同時に「このデザインにした場合、コーディングできるのか?」と、これは過去の経験から常に頭の中を巡り続けていて、産みの苦しみというのか、とにかく手が止まって時間が溶け続けました。
先生方のアドバイスでなんとか乗り切らせて頂いたように思います。
私の場合、0→1が怖くなくなるためには、まだまだ手を動かしていくしか無いですね。ここはこれからの自分の課題です。
コーディング
コーディングは全10回。前半は、パーツコーディングやPC版のサイト作成。
デザインカンプという設計図を元に、形を作り上げていくコーディングはとてもとても楽しい時間でした。
先生の書いていくコードを一緒に書きながら理解していく感じでしたが、これも教材サイトでの事前学習を経ていると、とてもわかりやすいだろうなと思います。
ただ自分の場合は元々自己流→最初の学び直しもある程度自己流すぎたのでしょう、授業中に実はあちこちで小さな事故を起こし続けていました。
その謎解きをするのも楽しいものの、素直に先生と同じコードを最初から書いておけば…と今振り返っての前半の大反省です。
どんな分野も基本は大事。
コーディングも基本は大事。
後半では下層コーディングとレスポンシブとJavascriptといろいろ。
前半の反省を踏まえ、先生と同じコードを書いていくと、自分がどれだけ無駄なことを書いていたんだろうと…感じることが増えていきました。
クラス名も後半からはチーム制作を考えて、きっちり略すことなくちゃんと書くように。
コーディングはどうしても向き不向きが出るそうで、自分が向いているかは分かりませんが、0→1ではなく、設計図を起こしていく作業は楽しくて仕方ありませんでした。
今ももっとちゃんと、そして速く組めるようになりたいのはコーディングだったりプログラミングだったり。
気持ちはむいている人、のハズ。と信じたい。
※余談ですが現在、追加でコーディングGYMを受講中です。やっぱり楽しい!
チーム制作編
43期では2チームに分かれ、サイトデザインのときのように、クライアント様からの情報から、1から作成していきました。
チーム制作では、クライアント様へのヒアリングからスタート。お客様にヒアリングするという経験もさせて頂けます。またデザイン/コーディングだけでなく、最後には最終発表というCF生に向けたプレゼンも行われます。
今回のお題はペットショップサイトでした。
私は授業を経てコーディングを志望しました。
設計図から作るのはとても楽しい、けれど途中体調を崩したとはいえ、Javascriptまわりの下層を触っただけで、自分の担当しかほぼできなかったことが一番の反省点でした。
毎日のように自習室に集合して、カフェでの勉強のようにもくもくと作業をして、気づいたら全部作り上げていたチームのみんなが本当にすごかったのです!
特にリーダーが、デザインにコーディングに無双してて本当にすごかった!他のみんなも資料作りにコーディングにデザインに…
結局プレゼンからも外れ、コーディングだけさせてもらって本当に申し訳なかったし不甲斐なく思います。おばちゃんが足を引っ張ってごめんなさい。
また自分があまりにも上手くできず、Slackでも授業でもコーディング担当の先生にとにかくぶん投げまくって聞きまくってました。深夜に、朝一でSlackに飛ばせるよう山のような質問を予約投稿するなど、相当数投げまくりましたが、全部丁寧に丁寧にお教えくださりなんとか作り上げることができました。
逆に言うとそれだけ、先生方の手厚いサポートもある状態でチーム制作をさせて頂けました。
仲間の存在も、先生方のサポートも、全てチーム制作の醍醐味。
本当に、お世話になりました!
ご迷惑をおかけして本当に申し訳なく、でもこのチームでご一緒させていただいたみんなに、先生方に本当に感謝してもしきれません。
最後に、43期はみんな仲良しだったことが、とにもかくにも有り難いことだなと感じます。
チーム制作では別チームだったみんなも含め、一緒にワイワイ楽しくやれたこの学びの期間は自分の中で初めての体験でもありました。
ここは期によって全然違うそうなので、ガチャ的要素はあるかもしれませんが、私はこの年齢ながら素敵な人達に恵まれたとありがたく感じています。
下手したら親世代のおばちゃんが混ざってもお邪魔させて頂けた、みんなに心から感謝です。
本当にありがとうございました!
まとめ
ということで、前後編でつらつらと書いていきました。
実はとんでもなく長く、そして少し細かく書いたのは、前半のスクール選びの理由に加え、私自身が受講前、過去のCF生の体験記を読んで決めた、ということもありました。
まとめて書いている人、思うがままに書いている人…先輩方の学びの記録のその全てが参考になりました。
そうして読み進める中で、カリキュラムの部分でどういう感じだったのか、もう少し知りたいなと自身は感じていて、どうせ私はまとめるのがヘタ→ならもう時間かけてある程度書いてしまおう!と筆をとった次第です。
秘匿にしなければいけないような事は書いていない…ハズ!(書いてたら教えて下さい消します💦💦)
そもそも、私のような「アラフィフの学び直し」という、恐らくそこそこレアパターンな同じ状況・環境の人はなかなかいないかなと思いますが、ここで言いたいのは。
スクールを選択する上で、何を学びたいかだけでなく、
・自分が何を大事にしているか/したいか
・そのスクールに通って何が得られる/体験できるか
・一段落ついた時に、何を得ていたいか
・その先に待ってる未来が描けるか
きっと大切にしているもの、学びたいこと、それぞれみんな違うと思います。年齢やライフステージによっても全然変わってくると思います。
それらも踏まえて、読まれた方のそれぞれが、ご自身の未来を見据えた際に、スクール選びの参考になるような情報になったらいいなと思う次第です。
約3,000文字x2本の長文、お読み頂き、本当にありがとうございました。
スクール選びの参考になれば幸いです。
追伸。あと1本あげます あげました😂