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クリエイターズ・ファクトリーで5ヶ月間学び直した日々のお話(前編)

はじめまして。いたこです。
2024年6月より、クリエイターズ・ファクトリーの43期として学ばせて頂きました。
その5ヶ月間の学びの日々を前後編でまとめてお伝えします。

まずは前編。自己紹介と選んだ理由から。


自己紹介

「学び直し」のタイトル通り、私は過去に僅かですがIT業界で働いていた経験があります。当時はまだHTML1.0→2.0、テーブルタグでレイアウトをしていた時代でした。
物心ついた頃からPCが身近にある環境に育ってはいましたが、最大の分岐点は入学祝いに大叔父から「これからはPCの時代だ」とPCを頂いたこと。
面白すぎて夜な夜なゲーム+独学でHTMLとCGIでいろいろ遊び、バイトでWebサイトをつくり、そのうち自作でパソコンを作り、社会人になってからは懐かしのASP、JSP、そして今でも使われるPHPを書いていました。

その後紆余曲折を経て、当時のつながりで作成したサイトの保守のみ残しつつ他の仕事+たまの無茶振り紙もの制作(DTP)にシフトして約20年。
この間、最早HTML2.0の知識では何もできないことは痛感していました。しかし、悔しく思ったその度に学び直しをしたものの、過去の知識が邪魔をしているのもあってか全く進まず、本が積み上がり続けていました。

気づくと2024年。
保守の面からも知識の更新が急務。
積み上がる本はもう見たくない。

独学を諦め、「誰かに教えてもらう」ことで知識の更新をすることにしました。

なお、ここまで読んでお察しの通り、40代後半です。
…ああ、アラフィフ、いつの間に。

クリエイターズ・ファクトリーを選んだ理由

クリエイターズ・ファクトリーに決めた理由がいくつかあります。

1.「オンライン」で「ライブ」の授業を受けられる

クリエイターズ・ファクトリーの授業は固定曜日(期によって違います)で月に約6回、大阪の校舎(通学)とオンライン、固定時間にてライブで授業が行われています。
毎回授業は録画されるので、その日参加できなくてもアーカイブで何度でも見ることができます。

居住地と私の現在の状況から、オンラインで授業を受けられることが第一絶対必須条件でした。

加えて、現在多くのオンラインスクールがありますが、その多くが録画を好きな時に視聴するタイプ。
「自分の都合の良い時に見れる」はよくメリットとされますが、事前にしっかりとスケジュールを引いてなければ次々と予定を入れて/入って、気づくと期限が近づき慌てて一気見な性分において、「いつでも見れる」はただのデメリット。
動画講座は過去のやらかしと同じことが繰り返される様が目に浮かびます。
ついでに、動画だとよく寝がちorz

そんな中、クリエイターズ・ファクトリーではライブ授業。(アーカイブあり)
今回こそちゃんと学び直したい。ガッチリ予定を組んで、出席して、その時間に集中して学ぶ方がはるかに効率もいい。

私にとって「オンライン」と「ライブ」はかなり魅力的でした。
受講のモチベーションにつながり、最後まで授業に出席できました。
(実は始まってすぐの時期に家族が少し離れた病院に緊急入院したため、一時期、継続は難しいかもと感じていました。が、遅刻参加でも出席扱い、アーカイブもあるからと言われてホッとしたのも、モチベ継続においてかなり大きかったです。)

2.チーム制作がある

クリエイターズ・ファクトリーでは約4ヶ月の授業の後、希望するとチーム制作に参加することができます。主にデザイナーとコーダーに分かれ、約1ヶ月かけてお題サイトを作ります。

チーム制作は企業など、組織に属せば自然と経験できるもの(のはず)ではありますが、私の場合はIT業界を離れて以降約20年、いろいろな仕事をやってきたそのほとんどが「ひとり」でした。

周りに人がいないのは、どこでも本当に厳しい。
そして現在のIT業界がどうなっているかわからない。
ついでにひとりで年も取りすぎました。

今の時代の「チーム」は、恐らく私が過去に僅かながらでも経験したものとは、どこか違うはず。

このような自分の状況から、現場で働かれている先生方がいる中で、チーム制作に携われるというのはかなり大きなメリットでした。組織に属していなければ経験できないことを、学びの中で経験させていただけるということ。
私にとって実は、これが最大の決め手でした。

3.個別懇談会での校長の言葉

事前に個別懇談会にて、スクールのことのみならず、自分がやりたいことを含めた内容も相談でき、忌憚なくアドバイスを頂けます。

クリエイターズ・ファクトリーを受講する前、実は1ヶ月間限定の某スクールにて学んでいました。そこで確かにある程度の学び直しはしました。
しかしあくまでも基本の知識更新のみ。もうfloatで大混乱しなくていいんだヤッホー!と大喜びしただけ…と、この程度ではしたいことすら到底できそうにもありません。自走もきつい。

また当時(Web)デザインよりはコーディングやマーケティングの方をもっと深めたく、いくつかのスクールの面談を受けたものの、金銭面以外の差異のイメージが沸かず、どこもいまいち決め手がなく。

いろいろ悩む中、申し込んだ個別懇談会にて校長がなかなか厳しいご意見…世の中にそんなに甘い話はない、というような話がぐっさりと刺さりました。それがやはり現実ですよね。そりゃそうだ!
この類において夢を見せない、現実的なことを言えるスクールだからこそ、やっていけそうと感じたところでした。

4.オンラインでのコミュニケーションを取りやすい環境

ほぼ毎日のようにデザインサポート、コーディングサポート等の開催予定が有り、メンターや先生方に気軽に相談できます。
また自習室にて受講生どうしが話すことができる環境があります。

これは受講前にはイメージが全くわかなかったのですが、直感的になんとなく、いいなと思っていたポイントでした。
というのも、先に受けていた1ヶ月期間限定某スクールも、オンライン、ライブ、クラス制ではありましたが、1ヶ月という短さもあってか、同期とはほぼコミュニケーションがないまま終わったためです。
現在も繋がりのある人はSNSでやり取りしていた僅か数人程度、それが個人的には淋しくもありました。

クリエイターズ・ファクトリーでは、Slackを介して質問がいつでもできるだけでなく、自習室にて話そうと思えば話せたり、ZOOMでのサポート会が開催されていたりと、オープンな環境で、自分が望めば誰かと繋がれる環境があります。
その環境があるからこそ、後のチーム制作では大変お世話になりました。

5.「授業」以外でのサポートの厚さ

スクール主催のイベントや、先生方によるゼミ等、受講中から参加できるイベントが豊富、かつ「卒業がない」ので、授業自体が終わった後も先生や先輩方に相談のしやすい環境があります。

チーム制作含め5ヶ月ちょっとの授業期間はあるものの、「卒業がない」とは?と、ここも最初は漠然と、終わっても質問できるって素敵だな程度しかイメージが湧きませんでした。
先に上げたイベントやゼミは受講をはじめた後に知ったことです。こんなに沢山イベントがあるのか!とただただ驚きました。

IT業界は特に光の如くとんでもない速さで更新されていく世界。
約20年ぶりの浦島太郎なので断言できます。
情報だけでなく、知識もどこかに窓口がないと、ひとりは本気で辛い。

講座は終了しましたが、今でも質問や相談ができ、添削もしていただける、イベントやセミナーにも参加できる。そんな環境にいられること、一段落ついた今だからこそ、改めてありがたく感じています。
漠然とでも良さそうと思った自分GJ
やり残した教材も片付けたい!

とここまでで既に3000文字なので一度区切り。
授業の内容他は後編へ。

やっぱり1ページでは終わらなかったか…つづく。

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