生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付を申請してきました。
私は個人事業主登録をしており、毎年青色申告をしております。
扶養に入ったあとも変わらず、扶養の範囲内で働いてます。
さて、そんな私もせっかく病気の治療が一段落して仕事やるぞ!といろいろ試行錯誤しながら設備投資や資材の購入を始めたのが今年の1月。
メインのお仕事はデザイン、イベントのパンフレットやチラシ・バナーの制作を元からお付き合いのあるクライアントさんから頂戴してました。
それとは別に業務委託として通いの仕事を週3回、時給制度にて契約をしております。
あとは占いのお仕事やアクセサリー販売など、雑収入をトータルしてまあまあやっていけるかな、という形で滑り出した矢先のコロナウイルス。
通いの方もイベント関連の事業なので大打撃を受け、それでもやれることを見つけて動いてるという形なのでこちらの仕事は今の所継続しているのですが、もう一翼を担う予定だったデザインの仕事がすべてバラシになりました。
4月〜何件かスケジュールを抑えて頂いてたのはすべてイベント関連だった為、カレンダーは真っ白。
ワァ…
とめちゃくちゃ頭を抱えたのですが、そうも言ってられないのでなんとかならんかと思いお役所に行ってきたレポートです。
最初にしたこと
まず、今回参考にしたのはこちらのPDFです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ
政府発行のPDFデータで、個人事業主へのサポートも文面に盛り込まれておりました。
そのうち、私が今回行ってきたのは社会福祉協議会にて融資を受けられる『生活福祉資金(緊急小口資金)特例貸付』というものになります。
一時的にお金が足りない!貸してくれたら後で返しますので何卒〜!というものでして、お金は返さなくてはなりません。
と、言っても1年間の据置期間があり、その後2年以内に返済してくださいねというものです。
借りたら1年は返さなくて良いんです。
しかも無利子なので消費者金融にお世話になるよりよっぽど条件が良いです。
詳しくは下記の書類をご参照ください。
これは札幌市のものですが、間違いない様にお住いの社会福祉協議会からの告知をチェックいただければと。
https://www.sapporo-shakyo.or.jp/files/00005400/00005428/20200324085442.pdf
まずは窓口に行く前に聞きたいことがあったので社会福祉協議会へTEL。
・扶養の範囲内で個人事業主として勤めているが融資は可能か?
・減収の証明が必要とのことだったが、私の場合はすべて口頭契約で有ること、今月の収支は過去の仕事の収入であるため証明ができないがどうすればよいのか?
という2点について聞いた所、NGとの回答は無く取り敢えず窓口にてご相談くださいとの事で用意できる書類を準備して役所へ向かいました。
私が準備したもの
・身分証明書
・印鑑
・eco通帳1〜3月までをプリントアウトした紙
これだけ。
窓口で聞かれたこと
・事業内容
毎月の大凡の売上内訳を通帳見せながら説明。
・主人の職業、収入
・仕事が激減した経緯
イベントに関連する仕事をしていたので、4月からのクライアントさんからの依頼が全てなくなった旨を説明。口頭契約である事も伝えました。
・その他のこと
世帯収入が絶対引っかかるな‥と思ったので、世帯収入は有るが私の事業は現在単独で金銭が動いている事を強く訴えました。(そりゃそうじゃ)
固定の生活費は主人の財布から出ているが、2年間近く無収入だったので生活費を賄ってもらっていた、本来は共働き家庭の予定だったので満足な収入があれば生活費を出す予定で家族会議は済んでいた。
事前に事業を開始するために購入したフォントや素材等サブスクリプションサービスの継続、資材機材の購入資金で毎月X万円の支払いがある。これが滞ると結果主人に頼らなくてはならなくなり、イコール家計が苦しくなるのと同等である。
って感じです。
窓口の方はとても親切に話を聞いてくださいました。
30分くらいのヒアリングの後、「いくらご入用ですか?」との問いかけに対して「この状況が長期化した場合、資金難には変わらないのでできれば20万円満額を希望します」と回答。
少し奥に引っ込んで相談の後、「確かに世帯収入はありますが、財布を分けて管理しているとの事で単独の個人事業主として融資申請を受け付けます。貸付限度額については、書類⑤に該当すると確認できた為、20万円で融資審査にかけますね」とのお返事を頂戴することができました。
その後は必要書類に記載して注意事項聞いて終わり。
入金スパンですが、どうやら今機関がめちゃ頑張ってくれてるらしく、審査が通れば10日前後で入金が有るとのこと。
めっちゃ早いじゃん…すご……
私の場合は多少特殊な事情も絡んでるので正直審査降りるかわからないのですが、やってよかったなと思えました。
というわけで、給付ではなく融資ではありますが、1年後頑張って返すつもりはあるぞという個人事業主の皆様、減収証明なくても話を聞いてもらえます。
そしてうまくいけば、融資まで爆速です。暫くはしのげます。
困ってる誰かの参考になりますように。
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