7月11日 土
部屋掃除、大嫌い。
昔からめちゃくちゃ嫌い。
整った綺麗な空間が嫌なわけでなく単純に億劫なだけなのだ。
いよいよ6年になる三畳ほどの自部屋も等々とんでもないほどのゴミやらガラクタが溜まってしまい、そいつらから目を背け続ける生活はもはや当たり前になりかけていた。
しかしまあ大学の授業がリモートで行われるようになり家にいる時間が長くなるといい加減気づくのである、「(どぎたねえな…俺の部屋…)」と。
億劫で億劫で嫌で嫌でしょうがない、でも綺麗な部屋な方がいいことはわかってるからやるしかねえよな…と意気込んで取り掛かった。
これマジ?
意を決して色々な人間にこの写真を送ったがどいつもこいつも「さすがに俺のほうが綺麗」としか言わなかった。
孤独の戦いが始まった…
ゴミ袋にガラクタを投げ込み縛り続けること3時間、ついに部屋の中で足場が確保できるようになった。
凄まじい…
棚の裏にポイしたまま目を背けていた大量の紙やらペットボトルをとにかく回収する。
服を断腸の思いで袋にぶち込み縛り上げる。
ここまで汚いと楽しくなってきた。
そうして作業開始から5時間…
現状部屋の最も汚いであろう部分がここである。
最終的に片付けたい物はまだまだ溜まっているがとにかくスッキリした見た目になった。
生物が何もかも死に絶えているかと思った自部屋から毛ぼこりようなクモさんが2匹出てきた。こんにちはクモさん。
とにかく20袋になるゴミ袋を積み上げ今回の戦いは勝利に終わった。
現在午前4時、午前5時頃に近所の友人がゴミ袋の運搬を手伝いに来てくれる。
清々しい思いで記事を書いた。
おやすみなさい。
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