作品『HOME』について
2019/6/6追記
作品『HOME』本編をnoteへお引っ越ししてきました。今後ともよろしくお願いしたします。
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以前から頭の中で構想があった作品『HOME』を思い切って小説投稿サイトのカクヨムとエブリスタに公開しました(自己紹介のページから読むことができます)。ジャンルはハードSF(Sci-fi)、主人公”ぼく”視点での散文叙事詩になります。コンセプトアートを文章にしたものなので、一見意味不明です。淡々と”ぼく”が生きている世界を描いていく形で、誰かが救われるといったような、劇的なものはありません。本来は画集でやるスタイルなのだろうと思っています。大人の絵本的な感じです。Webだとトランジションを使えばそれなりに理想のものが出来上がりそうな気がしていますが、まずは描くところからです。
そしてこの物語は元々とあるゲームの二次創作的キャラクター設定から派生したものです。大雑把に言うと、製作者の遺言により、幾多の科学者にオリジナルデータを継承・人との対話のみで継続学習させたAIが主人公のお話です。人形が魂を持つ話は世界中にありますが、AIでも千年単位で学習をさせれば人間と同じように振る舞えるだろうか?人間をはじめとした生物と同じように自発的に他者への愛情を会得できるだろうか?という思考実験も含まれています。しかし、公開するにはあまりにも痛すぎて腹の中にしまっていました。ところが友人に大まかな構想を話したところ「書け!(描け)」と説教を食らい、オリジナル作品として作り直すことにしました。その結果、登場人物の一部が『私はあなたのことを何も知らない』のキャラクター達となり、そして、先のAIが辿った人生の断片が『HOME』の世界観へと分かれていった形です。
世界観については、またの機会に。
私の活動に興味を持って頂きありがとうございます。ご支援も頂けると幸いです。ちょっとした御礼しかできませんが、頂いたご支援は作品制作・公募展の出展費用等に当てさせていただきます。