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引きこもり的?メンタル処世術

こんにちは。Yukihieです。
新型コロナウイルス感染拡大防止として外出自粛が行われるようになって約一月。いかがお過ごしでしょうか?私は元々体調の変動が激しく、外出がリスク要素(道中で倒れると色々大変)になるので外に出ることはあまりありません。しかし、ニュースやTwitterのタイムラインを見ていると、好きな時に自由に行動できないのは非常に重いストレスになっているようで、時折見ていられなくなります。確かに体調がおかしくなり始めた十数年前は私もストレスフルになり、イライラしていた時期がありました。

転機もおおよそ同じ頃で、「仕事はよく出来るのに勤怠がね…」で何度目か数える気もない解雇を食らった後、重度の疲労感からか(?)寝たきりになってしまったことでした。身体が動かず、起き上がるだけでエネルギーを著しく消費します。幸い、実家住まいで同居家族はいましたが自営業だったので家族は居間には居ない。そのため夜以外は助けを求めることはできませんでした。どうにか起き上がり、這うようにして着替えとトイレを済ませ、軽く食事をして部屋に戻る。この一連の行動だけで力尽きて再びベッドに倒れ込む。そこで「人間らしい生活は無理だ」と諦めが付き、私の中での自粛生活が始まった訳です。この状態は半年ほど続きました。(この当時はもちろん、絵を描く気力もゼロでした)

ですが、私の中で諦めが付いたことで、心理的な負担は大きく減りました。定期通院などの必要な時にだけ遠出をし、後は家族の食材の買い出しへ近所のスーパーへ…現在行われている外出自粛の指針そのままです。当時私は家で何をしていたか?参考になるかはさておき、その時やっていたことを挙げていきます。

その1: 猫と話す
当時、実家には猫が居ました。暇を持て余していたのは私も猫も同じで、スマホの画面を塞がれたりなど、何かと絡まれていました。絡んでくる理由も「遊べ」「餌寄越せ」「水飲ませろ」「毛繕いを要求する!」のうちのどれかでしたから、要求が満たされるとゴロゴロ寄ってきます。ベッドの上やベランダで猫と話しながら日向ぼっこをし、夜を待っていました。

その2: オンゲでチャット
働いていた頃からオンラインゲームを嗜み、いくつかのゲームを渡り歩いてきました。スマホゲーではなくPCのMO、MMO系です。個人的所感ですが、オンゲ慣れしている人は中の人にさほど興味はありません。チャットは基本的に外からの割り込みができるので、個人的な話(性別やどこに住んでいる、どんな仕事をしている)は話題に上がることは少なめです。たまに人生相談がありますが、それでも気分は通りすがりに見ず知らずの人と会話しているようなもので、オンライン飲み会のような堅苦しさはありません。私は体調の都合でログインできる時間がバラバラなのもあり、話相手もその時間帯に居る人に限られます。久しぶりに会う人には「久しぶりー」、お子さんが居ると公言している人には「そろそろお昼寝から起きる頃じゃない?」と非常にライトなもので、人間関係を広げ過ぎず、しかしコミュ障にもならず、会話の引き出しを維持するには良いツールだと思っています。適当に理由を付けて会話から離脱することもできますし。たまにボイスチャットを併用する方が居ますが、変な人が混ざる可能性があるので文字ベースに限定することをお勧めします。くれぐれも、個人的な話題はオブラートに包むように…。ゲームは出会い系ツールではありませんので。

その3: 家族と話す
私は実家住まいだったのと、先述の解雇直前の労働状況を両親は知っていたので関係は険悪ではありませんでした。昼間は仕事をしている都合で話をすることは夕食の時の短い時間でしたが、テレビの内容にツッコミを入れたり、買い物で必要なものがあるか聞いたり、体調の話をしたりしていました。ほんの少しの時間でも意見交換的に対面で話せると、話相手の印象を肌で感じることができるので、不仲でなければ親兄弟と話すのもいいかもしれません。

この3つを行なっていたおかげか、私は今の状況にイライラすることはありません。今は私も実家を出て夫と二人暮らしですが、私の引きこもり耐性の高さに驚かれています(もちろん私の事情は知っています)。自粛期間になって変わったことは地上波のテレビを見る時間が減ったこと。TVニュースはコメントが控え目のBSが主です。困り事は図書館が開いていないことと、風邪を引くと予約無しで病院(街のクリニック)へ行けないことです。新型コロナ感染の初期症状が風邪とソックリな点が内科の先生を悩ませているようです…。

長くなりましたが、断片的にでも自粛のイライラの緩和になれば幸いです。

私の活動に興味を持って頂きありがとうございます。ご支援も頂けると幸いです。ちょっとした御礼しかできませんが、頂いたご支援は作品制作・公募展の出展費用等に当てさせていただきます。