昔に書いた詩
深みに立ち
深みから響く声を聴いていた
かつてそんな時があったことに気づく
この世界では異端児で
でくの坊と言われる
人より遅いのは
深みで気づき考えてることがあまりにも多かったから
自分でも気づいていないだけで
目には見えない多くの言葉を聞いていたから
何度も自分を傷つけては進まない理由を言い続けている
遅くて構わない
深みに改めて立ち
深みから息をしてまたこの世界に立とう
遅いものとして
深みの言葉で語ろう
人は二度死ぬ
まず生まれ
死に
再び生まれ
最後は永遠に生きるのかもしれない
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