ウサギと楽しく暮らす50の方法19巻(36-37)
36、日常のウサギとの過ごし方
犬なら散歩が日常のお世話です。猫はなにか勝手に遊んでいるイメージがあります。ペットそれぞれによって日々の接し方は異なります。ウサギとは日常、どのように接すればよいのでしょうか。
まず、ウサギに散歩は不要です。興味のむくまま、怖いものから逃げるため、あちこちに飛び歩くので散歩にならないと思います。
では、なぜウサギ用のリードが販売されているのでしょうか?
ピクニックなど高原や芝生、公園などで自由に遊ばせてあげるときに使用します。ふいに、走り出して追いつけなくなると大変ですから。
移動中はキャリーバッグです。
公園によってはペット不可という場所もあります。管理施設に事前に確認しておきましょう。
さて、散歩不要なら家の中で接するわけです。ウサギはそんなにしつこく構う必要のない動物です。人が管理できるときに、室内を自由に探検させるとか、頭から背中を永遠と撫で続けてあげるとか、その程度で満足します。
ちょっと緊張気味の時は「犬の待て」のような座り方です。リラックスしてくるとお腹を床につけて手足を伸ばして寝そべります。慣れてくると、わざわざ飼い主の側で寝そべります。これは「撫でろ」のサインです。見逃さずにやさしく撫でてあげてください。
ふだんピンと立てている耳も、この時は撫でやすいように背中方向に倒しています。頭の先から耳、背中、お尻まで優しく撫でてあげてください
かなり撫でてほしそうですね。ミニウサギさんによる写真ACからの写真
ほかの動物もそうですが、撫でられるのはみんな好きみたいです。
ケージ内のウサギが立ち上がって、飼い主に向かってアピールしているときも、撫でろサインです。人の都合もあるので、長時間とはいかないかもしれませんが、撫でろサインは見逃さず少しでも相手してあげてください。
飼い主と関係なく立ち上がっているのは、周囲で気になる物音がしたときなど、警戒しているときです。
だっこや撫でているとき、ただかわいがるだけでなく、健康チェックもしておきましょう。目やに、鼻水、耳が汚れていないか、毛がハゲているところはないか、お尻はきれいか、爪が伸びすぎていないか。
一緒に遊ぶことも大切ですが、実は健康チェックの機会でもあります。
本質的に内向的で自分勝手なわたしですが、世の中には奇人もいるものだなぁーと面白がってもらえると、ちょっとうれしい。 お布施(サポート)遠慮しません。必ずや明日への活力につなげてみせます!