わたしのiPod nano活用法
iPodにはたくさんの種類があります。わたしが持っているのはiPod nano(第6世代)。転居時に発掘して現役復活しました。現役で使用されている方も少ないかと思いますが、誰かの役にたたないとも限らないので、わたしなりの活用法を紹介します。
小さいことはいいこと
いい比較対象がなかったので500mlのペットボトルといっしょに撮影してみました。ほぼ正方形で1辺4cm弱しかありません。しかも、これラジオも聴けますし、フィットネスサポート(ウォーキング距離、歩数の測定と励ましの声も出ます)
写真の保存もできます。時計機能もついてます。別売りのバンド(割と安い)を使えば、Apple Watchのフリをすることも可能です。
Bluetoothは未搭載なので、音楽を聴くのもフィットネスもワイヤードですけど。
背面にはクリップがついているので、バッグの肩紐やポケットに固定して移動できるのも便利。写真からもわかりますが、Macとつなぐためのコネクターが古いタイプ(最近のLightningではない)ですが、Amazonで購入できました。
ちょっとお値段高いのが気になります。iPod用シリコンケースと画面保護シールは使ってないのでケーブルだけのお値段と思うとちょっと微妙。
ふだんの整理整頓がものをいいますね。くやしい。
ケーブルだけでもっともっと安いのもありました。お買い物は慎重に。
バッテリー切れは専門店で
さて、これで復活かなと思ったiPod nanoです。まだ問題は続きます。9年前の製品ですから、一筋縄でいきません。上からみたところで、右上の長細いボタンが画面のオンオフ、長押しでスイッチオンオフ(左の小さいボタンはボリュームの大小)。ところが、どんなに長く押しても電源がはいりません。
どうも内部バッテリーがお亡くなりになっているようです。どこで売っているのかもわかりませんし、そもそも分解方法も検討がつきません。
同じような悩みを抱えた人がいないかと、ぐぐったところアップル製品修理の専門店が見つかりました。
「アップルジュース」というお店で相当面倒な修理にも対応してくれそうな雰囲気。持ち込みでも郵送でもOKとのことで、郵送で見積もりを依頼しました。
予想通りバッテリー寿命で、交換は7,000円の見積もり。ケーブルと合わせると1万円近くなりますが(iPod nanoの定価は12,800円)、もうあとにはひけない。
3日くらいで戻ってきました。はや。電源もバッチリ。MacのUSB端子につなぐとちゃんと認識してくれました。バンザイ!
ランダムプレイリスト再生専門でふいうちを楽しむ
容量16GBと、今となっては心もとないiPod nano。いくら復活しても、iPhoneにはかないません。そこで、思いついたのが、普段聴かない音楽を掘り起こしてみようということ。
iTunes(そういえば名前変わるんでしたっけ。変わったんでしたっけ)には好みの曲をまとめるプレイリストという機能があります、そして適当な条件だけ設定してあとはお任せ、というランダムプレイリストという機能もあります。
なんとなく好きなアーティストや好きな曲に偏ってしまうのはしょうがないこと。でも、他にも忘れてるだけで意外にお気に入りが眠っているかもしれません。
また、iTunesに取り込んだときは「うーん」と思ったけど、今聴くといいじゃない!ということもあるはずです。
ランダムプレイリストでそんな掘り起こしを楽しんでみようかな、というのが生まれ変わったiPod nanoを活かす道。これが結構楽しめるのです。
膨大なライブラリを活かそう、なんとかして。
わたしには歳のだいぶ離れた兄がいます。歳が離れている上に音楽の好みが古く、広く、大量のCDを買い込んではiTunesに取り込んでは売り払い、大量の・・・・(以下ずっと続く)
わたしも兄の影響でちょっとだいぶ時代遅れのものが好みです。友人の影響もあってクラシックやよく雑音と間違われそうな音楽も聴きます。
兄は実家から独り立ちするとき、膨大なCDや古Macを置いていき、そこにわたしの趣味が積み重なった結果、iTunesには2万曲以上、総再生時間68日という楽曲が保存されています。
そこで、例えばジャンルはジャズで再生回数が少ない曲を1時間分のようにランダムで指定すれば、馴染みの少ない曲にも再会できます。
好みのアーティストでも聴かなくなったアルバムがあったりしますよね。アーティスト名だけ指定して再生日時が古いものをランダムに選んでもらってもいいかも。
音楽ストリーミングというサービスがあります。ちょっとだけ似てるかもしれません。楽曲数、ジャンル数は全然およびもつきませんが、気楽に音楽を楽しんでみようという点では、似てるかも。90年代J-POPなんてランダム任せもできますし。
やや面倒で、手間もかかるけど、大切にしてた愛着のあるiPod nanoがまた使えることが実はいちばんうれしいのかもしれません。